第114話 散歩番組でくつろいで、そして、祝!

 ふと目にした番組案内に「名建築」「昼食」の文字を見つけて気にかかり、ラインナップに自由学園明日館、庭園美術館、山の上ホテル等々があるのを見て、ああ、なるほどとなりチェックしました、BSの真夜中ドラマ「名建築で昼食を」。


 この番組の面白さは、‘もと’になっているのが小説ではないところにあります。

 原作ではなく原案は、『歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ』(甲斐みのり著 エクスナレッジ刊 2018年)。

 この本を‘もと’にして街歩き風物語にしているところが、面白いなと思いました。


 原案著者の甲斐みのり氏は、昔から「乙女」なものを発掘・発見して紹介してきました。

 手元に氏の「乙女」が付く本が2冊あります。

 『乙女の東京』、『乙女の京都』。

 日本メイドならではのよさの中に見られるある種のものを、「乙女」というキーワードで表現してるのですよね、それがまたしっくりくるのです。

 で、この番組では、「乙女建築」。

 ロマンチックでレトロ。


 ドラマのラインナップに登場する名建築で、訪れたことのある場所の訪問記、よろしかったらご覧ください。



『本を買いに行きました』


四箇所目 旧白洲邸 武相荘 鶴川

https://kakuyomu.jp/works/1177354054882605676/episodes/1177354054882777620


二十七箇所目 自由学園明日館 西池袋

https://kakuyomu.jp/works/1177354054882605676/episodes/1177354054885498136


四十三箇所目 東京都庭園美術館 目黒

https://kakuyomu.jp/works/1177354054882605676/episodes/1177354054887892838



 今後ドラマで登場予定の山の上ホテルでも、本を買ったことがあります。

 以前触れたことがあると思いますが、ちょこっとご紹介。

 2017年8月に開催された「山の上ホテル作家展 2017」。

 この展覧会では、文人の宿として知られる山の上ホテルゆかりの作家のエピソードや、ホテルの設計者ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計資料等が展示されていました。

 その際に、特設ショップで昭和モダン建築の本を購入しました。

 ホテルのフロントでは、山の上ホテルの歴史が綴られた本を扱っていました。

 ヴォーリズは近江八幡にゆかりがあるとのことで、訪れた際にヴォ―リズ建築巡りをしました。

 時間がなくて駆け足でしたが、荘厳な神社に安土桃山の歴史風情にレトロ建築にと、和洋混在の興味深い場所でしたよ、近江八幡。

 また、ゆっくり歩いてみたいです。



 さて、近江八幡といえば、滋賀県です。

 滋賀県といえば、琵琶湖です。

 いにしえの琵琶湖のほとりから物語が始まった円堂 豆子さんの『雲神様の箱』、第2巻が出ます!

 おめでとうございます!!

 発売予定日の10月23日まで、わくわくしながら待ってます!!!


※円堂 豆子さんのカクヨム内での告知ページです。

「『雲神様の箱』2巻の書籍情報です」

https://kakuyomu.jp/users/end55/news/1177354054921295067


 





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