第81話 「永井荷風と谷崎潤一郎展 あやしくって楽しい」市川市文学ミュージアム企画展
一人ふらふらと町歩きの似合う作家永井荷風。
市川市文学ミュージアムで、永井荷風生誕140年没後60年記念「永井荷風と谷崎潤一郎展」が、1月19日(日)まで開催されています。
文京区立森鷗外記念館での関連企画、特別展「荷風生誕140年・没後60年記念 永井荷風と鴎外」は、13日(月・祝)まででした。
※市川市文学ミュージアムの訪問記
「本を買いに行きました」
四十五箇所目 市川市文学ミュージアム 市川市
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882605676/episodes/1177354054888379352
「荷風さん」も出てきます。よろしかったらご一読を。
市川市文学ミュージアムは、土地ゆかりの作家永井荷風推しの文学館です。
お一人様ブームが起こった時に、一躍脚光を浴びた永井荷風。
晩年に近い1946(昭和21)年から市川に移住し、1959(昭和34)年に市川の八幡で終焉を迎えました。
ミュージアムの開館記念特別展は、「永井荷風 ―「断腸亭日乗」と「遺品」でたどる365日―」でした。
こちらでは推しの荷風ですが、国語の教科書の文学年表で見ることはあっても、作品を読んだことのある方はなかなかいないのではないでしょうか。
ではここで、荷風と谷崎について簡単にご紹介。
受験に失敗したものの、仏蘭西や亜米利加に遊学して、お坊ちゃまで、一人暮しを愉しんで、時々小説を書いてと、ちょっと羨ましい人生をおくった永井荷風。
一方、谷崎潤一郎は、スタートはお坊ちゃまで、後に家業が傾き苦労はするものの、大学に進学し、後に中退し恋愛沙汰を起こしながらも、旺盛な創作意欲で小説を書きまくりと、充実した人生でした。
もちろん、それぞれに苦労はあったでしょう、辛い思いもしたでしょう。
そうしたことも抱え押しつぶされずに、日本文学の一翼を担う作家として、書く人生をおくっていったのです。
と、ざっくりまとめましたが、市川市文学ミュージアムの企画展は、そんな二人の交友をテーマにした展覧会です。
展覧会については、公式サイトでご覧いただけます。
http://www.city.ichikawa.lg.jp/cul06/1111000275.html
展覧会を見るたびに、やっぱり作品を作らないとだめだなと、ぐっと胸にきます。
小説家であれば、小説を、書く、書く、書く。
画家であれば、絵画を、描く、描く、描く。
彫刻家であれば、彫像を、彫る、彫る、彫る。
私は、カクヨムでは、書く人になっているので(読む人になる時間がなかなかとれないのが懸案事項です)、文学展を見に行くと書きたい欲が沸き起こってきます。
長編小説を書くことに関してはまだまだひよっ子なので、チャレンジしながらコンスタントに長く書けるようにトレーニング中です。
少しずつ長く書けるようになってきたので、次は、小説としてよりブラッシュアップされたものに仕上げられるようにトレーニングに励みます。
さて、カクヨムコン5遅刻挽回正攻法継続中です。
第3弾は、参考資料その3で、作家の記念館、文学館について紹介しました。
『サルビアとガーデニア 小説家志望の彼女と私』
「参考資料3」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890430472/episodes/1177354054893679877
まずは、読んでくださり応援してくださった皆様、ありがとうございます。
新規更新をするようになってから、明らかに読んでくださる方が増えています。
本日の第5回カクヨムWeb小説コンテストのサイトの週間ランキングでは、キャラクター文芸部門第63位でした!
応援ありがとうございます!
※カクヨムコン5参加作品です。よろしかったらご一読を。
『サルビアとガーデニア 小説家志望の彼女と私』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890430472
――書くことでしか かなわない夢がある 彼女と私の小説家への道――
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