そのガジェットの真の名を知った時、幸せの歯車が回り出す。

不器用だ。
とても不器用な恋の物語だ。

そのガジェットが無ければそれは到底恋などと呼べるはずもなく……。

ガジェットの創作段階で、確信していたのだろうか。事の顛末、タイムリミットなどと言うものを、意識していただろうか。
人生とは、恋愛とは、往々にして儘ならないものである。
「素直」でない彼女らには一段と難しい問題である。

『神の御言葉ガジェット』

彼女らの運命は、神が創ったその装置に託された。

果たして二人は真実に到達することができるのか。

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