平成最後の日に。
21子
第1話
「平成最後の日」「平成が終わる」そんな繰言に僕はうんざりしていた。
どうせなら平成と共にこの世界も終わればいいのに。
そんな考えが頭に浮かんだ。
君と一緒に平成最後を迎えてみたかった。
でも、それは叶わなかった。
君もきっと望んでいなかった。
少し期待していた自分に吐き気がした。
最初で最後の平成最後の日が終わろうとしている。
僕も僕という存在を終わりにしたかった。
平成最後の日に。 21子 @ultraviolet_rays2
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます