オタクの俺の部屋にお節介でミニマリストの幼なじみが毎日断捨離させようと押しかけてきます

「相変わらず物が多いわね」
一年間悠々自適なオタクライフを送ってきた俺の目の前に現れたのは一歳年下の幼馴染み。
彼女は、小さい頃から必要最低限の物だけで生活する生粋のミニマル系女子であり、また無自覚にも世話焼きであり、なにかと俺の部屋の物を断捨離しようとしてくる。オタクライフをこのミニマル女子に奪われてたまるか。俺たちはルールを決めた。毎日断捨離生活。そこには必ずなにかしらの勝負があり、彼女が勝てば俺は断捨離をしなくてすみ、彼女が勝てば俺は何か一つ捨てなければいけない。オタクライフを守るため、俺と幼馴染みの互いのアイデンティティを掛けた戦い（？）が今、幕を開ける！