第2.8件 サバの味噌煮
今思った、イナリさん目が細いから狐っぽい。
「話し聞いとった?」
あっ、
「はぁ、もう一回だけ説明したるけど次が最後やで?」
うん。
「名前が…猫…やな。で、こっちがレベル言うて強さの基準みたいなもんやな、ここまでは、なんとなくわかるんやろ?」
まぁ、ゲームとかでよくあるからな。
「じゃあ、続けんで。」
あぁ。
「スキルの説明は難しいな、」
スキルとか技とかは大体分かったのでもう大丈夫です。一回目の説明をきいていると、こちらもゲームとかと同じ感じのようだ。
「あれ?聞いてたん? !」
あっ、そういえば思った事を覗かれるんだった。
「2回目の説明いる?」
いるから聞いてるんですが。
「そうか、まぁええわ、次は固有スキルについてや固有スキルは生物が生まれながらに持ってるスキルのことやな一体の生物に2つまでの固有スキルがついてんねんけど…まぁ個人差もあるわな。」
サバの味噌煮が食べたくなってきた。
「次は技についてや、技はスキルに添って発動できんねんけど、
イメージ?
「イメージ!」
サバの味噌煮…
「うぉい!」
イメージはわかるけどスキルに添るって何?
「まぁ、例えばやけど、炎が出せるスキルやのに水を使う技をイメージしても無駄やって言う話や」
なるほど。(腹減ったな…)
「さて、次が最後や!」
ウェーイ。
「あっ、ちゃうわ、あと2個や」
ウェーイ…
「加護についてや、加護って言うのはやな…」
それは、なんとなくわかるから大丈夫です!
「そうか?」
うん!
「じゃあ、業についてやな、業って言うのは人生でその者が背負っているものの事やな」
はい、終わったー!
「次はお嬢ちゃんの加護の能力の説明とスキルの使い方の練習や!」
いや、遠慮します。
「…サバの味噌煮食べてからにするか?」
YES!
「猫ってサバの味噌煮食べても大丈夫なん?」
異世界だし大丈夫でしょ!
このあと腹痛に襲われ死ぬかと思いました。
今日も一日異世界案件 食用 スライム @suraimu12
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