幕合 其ノ三

第三回座談会だいさんかいざだんかいは、前回ぜんかいつづおな人達ひとたちはじめます!べつにこれとって、テーマはありませんので、みんな自由じゆうきなようにしゃべってもらってかまいません」ゆい

「また、それか・・・ちづるよ、なにかあるか?」晴明せいめい

「そうね・・・いてうなら、そこのねこがヒヤヤッコっていうことかしら」ちづる

「ニャア?」ヒヤヤッコ

わたしまえからおもってました」あおい

「なぜじゃ?」晴明せいめい

「それは・・・わたしけた名前なまえじゃなくて、じいちゃんがけたんだ。最初さいしょちが名前なまえで、たしか・・・コバンだったかな」ゆい

「「ねこ小判こばん!!」」あおい・ちづる

「そんなにおどろかれても・・・」ゆい

普通ふつうだったら、ねこにそんなけないわ。かもにネギ、ぶた真珠しんじゅってけるみたいなものよ」ちづる

「じいちゃんて、毎日三食まいにちさんしょく冷奴食ひややっこたべてたから・・・なんだか、その言葉ことば反応はんのうするようになったっていたんだけど」ゆい

へんやつじゃ」晴明せいめい

「まあ、ねこなんてどうでもいいわ。それはともかくつぎまく朱雀すざくろうと、あなた達二人たちふたり用済ようずみよね」ちづる

ゆいちゃんと、わたし出番でばんわりってことでしょうか?」あおい

当然とうぜんでしょ」ちづる

「ニャニァ?」ヒヤヤッコ

やくさなくてもわかるわ、ねこもよ」ちづる

晴明せいめいどうなの?」ゆい

「うーむ・・・こればかりはなんとも、まくわってみんことにはわからん」晴明せいめい

「ちづるちゃんはどうなの?」ゆい

わたしは・・・あなたたちちがって玄武げんぶわらなくても、そこそこたたかえるのよ」ちづる

わたしあおいちゃんは、つぎ座談会ざだんかいが・・・最後さいごになるのかな」ゆい

「そのようね」ちづる

「そんなにになるのなら、てんこえとやらにけばよかろう」晴明せいめい

「でも本当ほんとうに・・・最後さいごってわれたらどうすればいいの?」ゆい

「そのときは・・・残念ざんねんじゃが二人ふたりともあきらめよ」晴明せいめい

「どうするかは・・・ゆいちゃんにおまかせします」あおい

「・・・めた!てんこえさん、わたしあおいちゃんはどうなるんですか!?」ゆい



  ・・・・・・


  シーーン



「いつもならかみちてくるのに・・・」ゆい

「どうしたんじゃ」晴明せいめい

「もしかしてこえていなかったのでしょうか」あおい

「ミァア・・・」ヒヤヤッコ

 みなうえ見上みあげる。



  ジーーー・・・



「もしもーし、てんこえさんいませんかー!?」ゆい



  ヒラヒラ ヒラ・・・



 ようやく一枚いちまいかみちてきた。それをひろゆい

いまてんこえ不在ふざいです。スタッフより。この場合ばあいどうなるの?」ゆい

「「さあ・・・」」晴明せいめいあおい

「とりあえず保留ほりゅうってことで、次回じかいたのしみに!」

「これでわり!?」ゆい



  

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四神ノ巫女 コウセイ @potesizu

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