コロチニタ～今はまだ咲かないサクラ～

アイヌ語で【夢を持つ】という意味のコロチニタ。
ノンフィクションの実話です。北海道の片田舎に育ち、幼い頃に普通ではない家庭環境の中で生きてきた私は、いつも妄想の世界に入り浸るようになり、その【妄想】が現実に変わるような事が起きたりして、それからというものは、いつか【人生の希望通りの春が来る】ことを常に信じ、現実逃避ばかりで様々な人生の失敗を繰り返し、一般的にはありえない【数奇】な出来事が身の上や周りに起こり続けるようになる。
どんどん『普通の生活』とかけ離れた人生を歩んでいくのだが、月日を重ねていく過程で様々な経験が、心情的に変化する自分を形成していき、『空想と現実の距離』が徐々に縮まっていく。
やがて現実逃避は決してできない大きな出来事が起こり、人生第二幕とも云える生活が始まるのである。
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