第2話:サイエンス・ファンタジー世界への再就職

 うん。何日目だろうか。そろそろ失業保険関係で、ハローワークに手続きに行かねばならんのだが。俺はせまっ苦しい部屋に軟禁状態になったまま、金の事ばかり考えていた。はっきり言って、俺は被害者のはずなのだが。だがあの機体に関わって、あまつさえ火器管制……ガンナーとして働いてしまった。その辺が色々クリアにならん限り、解放されないのだろう。

 ああ、いや。もしかしてあの機体、『ギーグ07-B1』は当然お国の重要機密扱いだろうから、その辺までクリアにならねば解放は無理かあ……。手続き遅れても、後からの申請で失業保険もらえたっけ?

 そんな事考えてたら、部屋の鍵が開いた。あれ?また事情聴取かな?全部が全部、あらいざらい喋ったはずだが。それとも週3回の風呂が、週4回になったかな?風呂の時間?いや、そんな事ないか。

 馬鹿な事考えてる間に、自A官さんたちが部屋に入って来る。俺は失礼の無い様に、急ぎベッドから起き上がって立ち上がる。いや、向こうの事情で閉じ込められてるんだし、もっと強硬な態度に出てもいいんじゃないかとか思うかもしれない。けど、怖いんだよ、自A官さんたち。見るからに頑丈だし。強面だし。それにぶっちゃけ、反抗心は既にすり減ってる。


「あ、ええと、いらっしゃいませ、でいいんでしょうかね。」

「いや、おかまいなく。……君は腰が低いね?もっとこちらに対し、怒りを露にしても良いと思うのだがね。」

「え……っと。1尉さん?でいいんですか?いや、緊急避難とは言っても、俺もあのアリエルとか言った娘っ子も、あのロボットで散々暴れましたからねえ。敵とは違って、可能な限り損害を抑えようとはしましたけど、あのロボット歩くだけで、アスファルト捲れて道路は駄目になりますよね?少なくとも器物損壊罪は、たっぷり付くはずですし。」


 それに親方日の丸に怒ったら、反撃が怖い。って言うか俺、なんと言うか色々諦めてるんですよね。


「なるほど。水沢順二君、わたしは斉藤隆志1等陸尉。よろしく。後ろの陸士たちは、警護のためと、君に圧力をかけるためだそうだ。ま、気にしないでくれたまえ。」

「はあ、よろしくお願いします。大丈夫です、反抗心なんてのは、完全にすり減ってますから。」

「君には窮屈な思いをさせているが、もうしばらく続けてもらわねばならん。場合によっては、かなり長期に。済まんと思っている。」


 この人こそ、随分腰が低いじゃないか。ただ、目つきが妙に鋭いって言うか、視線に力を感じる。あー、腰が低いのは演技かあ。


「いえいえ、こんな緊急事態です。皆が皆、権利ばかり主張したらどうなるんですか。我慢しますとも。……あー、だけど失業保険の手続きができないのは痛いですね。あははは。」

「君がこの件で被った損害は、絶対に補填する。安心してくれたまえ。言質を取ったと思ってくれて、かまわんよ。

 で、だ……。今日は君に頼みがあって来た。……また、アレに乗ってみてくれないかね?」


 俺は、ごくりと唾を飲み込んだ。




 俺はあの、アリエルと言う少女が待っている部屋へと入った。着衣は、階級章こそ無いが陸上自A隊の航空科が擁しているLR-2連絡機のパイロットが着用している、フライトスーツを与えられていた。ただしヘルメットは無い。あの巨大ロボット『ギーグ』には、専用ヘルメットがあることだし。


「あ、来たのね。自己紹介はされてないけど、名前は聞いてる……か、ら……ぶっ。」

「笑うなら笑えよ。」


 俺が前回の戦い、というかそれ以前の事故で、頭に怪我をしていたのを覚えているだろうか。うん、あれは結局は、傷口を縫わないといけなかった。で、頭の傷を縫う時って、その周辺の毛髪を剃るんだよな。つまり俺の頭は、見たら笑うのが保証付きという面白ヘアースタイルになっていたのだ。

 アリエルは、腹を抱えて笑った。いいさ、俺はもう三十路、若い娘に笑われたところで、どうという事はない。……ただ、ちょっと寂しいだけさ。アリエルは、笑い続けた。床に転がった。呼吸困難になった。警備の陸士たちの、同情の視線が一番心に痛かった。




「ご、ごめ、ん……ぶ。」

「無理ならまだ笑ってていいんだぜ。」

「い、いえ大丈夫。……ミズサワ?話は聞いてる?」

「ああ。」


 俺が今ここに居る理由、ただの民間人がここに呼ばれた理由なんだが……。もう1度あのロボットに、火器管制として乗れ、と言うか試しに乗ってみてくれと言う事だった。

 実はあのロボット、修復してちゃんと使えるようになってるんだそうだ。バラけたり壊れたりしたパーツも丁寧に拾って来て、組み上げて、装甲板は地球の軍隊、というか日本の自A隊の戦車装甲とか流用したものの、中身的には満足のいく出来の物をでっちあげたそうだ。左腕だけ壊れてた、俺が乗った機体と、あと撃破した敵機をサンコイチして組み上げたもう1機の、合計2機。

 俺は思った。さすが日本の職人技術、日本の自A隊半端ない。でも、問題が発生した。射撃精度が低いのだ。

 最初、2番機……サンコイチで作った方だが、それにマニュアル読んだ戦車搭乗員が乗って、動かしてみたとの事。だが地球の技術で修理したためか、静止射撃ならばバカスカ命中するんだが、行進間射撃、つまり移動しながらの射撃では的になかなか命中しなかったらしい。いや、慣れて来たならそれでもあたる様になってきたんだが……。

 1番機のメモリ内データにあった、俺の射撃精度……。それに全然追いついてないらしい。しかも巨大ロボット『ギーグ』は飛ぶのだ。3次元での機動をしている間の俺の射撃精度……なんか神業だったらしい。そういや、外れなかったな、弾。俺、射撃系のゲームとか、下手なのに。

 でもって、色々試してみるらしい。操縦士アリエル、操縦士原田2曹、火器管制の俺、火器管制飯岡3曹、機体は1番機と2番機の、これらの様々な組み合わせで、射撃データを比較してみるとの事だった。


「で、まずはお前さんと俺で1番機か、アリエル。」

「そうね。じゃ、始めるわよ。」


 俺たちが乗った『ギーグ』1番機は、軽やかに演習場を疾走した。飛ばないのは、アリエルが日本国籍はおろか何処の国の住人でもなく、航空機免許を持っていないからである。どうやら彼女が地球人でない事は、非公式ながら信じられた様だ。って言うか、そんな事に拘るなら、何の資格も持ってない俺がロボット用マシンガンの引き金引いていいんだろうか。


「ミズサワ、射撃開始して。」

「了解。」


 俺は引き金を引いた。




 とりあえず実験は終了して、俺とアリエルは清涼飲料水を飲みつつ、一休みしていた。周囲には護衛と言う名の見張りが数名いるが。そこへ先の実験に一緒に参加していた原田2曹と飯岡3曹が、何やら技術屋的な奴らと共にやって来る。原田2曹が、こちらに声を掛けて来た。


「あー、ミズサワ……さん。ちょっと聞きたいんですが。自分が操縦士をやっていた間、そちらは手を抜いたりはしていなかった、ですね?」

「言いづらいなら、敬語とか丁寧語とか無していいですよ。手は抜きませんでしたが、なんと言うのかな。変な言い方になるけれど、本気を出そうにも出せないと言うか……。いえ、ほんとに手を抜いていたんじゃないんです。でも、なんか気持ちの入り方に、なんか天井があると言うか……。アリエルのときは、それが一切無いんですよ。」

「……自分の時には、気持ちが入らない、と。しかもそれが変な意味ではなく、天井……つまりフタをされてしまったかの様に。」


 そこで飯岡3曹が手を挙げる。


「発言してよろしいでしょうか。」

「ああ、うむ。よろしい。」

「その天井なりフタなり、自分も感じました。ただ自分の場合は、どちらが操縦するときにおいても、その天井を感じましたね。どちらが天井が低いか、と言うとアリエル嬢の方が低かったです。」


 後ろの技術者陣が、何やら色めき立つ。そして彼らだけで、あーだこーだと色々ディスカッションを始めた。と、ここでアリエルが発言する。


「……それって、パイロットと火器管制の相性問題じゃないの?」

「へ?」

「む?」

「え?」

「そちらに渡したデータパックに、機体のマニュアル入ってたはずよね?操縦マニュアルから、整備マニュアルから、何から何まで。それに書いてあったはずだけど……。

 パイロットは、操縦技術さえ高いなら誰でも、と言ったらなんだけど……。まあ、努力に努力を重ねれば、誰でもなれるわね。

でも火器管制は、技量が低すぎなければ後は純粋にパイロットとの相性で決まるの。だから、相性のいい火器管制を手に入れるのは、複座型のパイロットにとっては死活問題。まあでも、あっちの星々じゃ、そこまで相性の振れ幅大きく無かったんだけど。

 ……どうしたの?ハラダ。」


 原田2曹は、いきなり手元にあった書面をパラパラ物凄い勢いで捲り始める。彼は呟いた。


「……無い。」

「え?」

「無いぞ!こっちに渡されたパイロットマニュアル抜粋には!どういう事だ!」


 そして原田2曹は、技術者陣に食って掛かった。慌てて制止する飯岡3曹。俺もそれを手伝って、原田2曹を止める。


「お待ちください、原田2曹。それでは喋れないでしょう。」

「おちついてくださいよ、原田2曹。たぶん、パイロットに必須の部分しか渡されなかったんじゃないですか?パイロット選抜は、上のお仕事ですし。」

「そ、そ、そ、そういう事、のハズです、ハイ。我々も、パイロット用マニュアル抜粋に、その記述が抜けているなど知りませんでした。……と言いますか、我々に渡された抜粋にも抜けているんですよ。これは抗議の必要があります。

 今回の実験は、その記述を知っていれば、やらなくても良い実験だったことになりますからね。と言うか、結局は追試としてテストしなければならなかったでしょうが、優先度は明らかに低くなります。」


 ……上の方も、混乱してんのかなあ。それとも官僚主義的に縦割りでバッサリやって、上手く情報が伝わって無かったとか。


「……済まない。少し苛ついているようだな。済まん……。」

「?」

「こんな事ではいかんな。せっかく10式を降りてまで、操縦士に志願したと言うのに。」


 え。志願したの?こんなファンタジックな代物のパイロットに?


「志願した……んですか?普通なら、人型ロボット兵器ってのは……。理屈から言えば……。」

「ん?ああ。言いたい事はわかる。人型ロボット兵器は、前面投影面積も大きいし、機動兵器として理屈に合わないと言いたいんだろう?けどな?なんだ、その……。俺、いや自分は合金戦士ガソガル世代でな、ふふふ。テスパイに選出された時は、夢がかなった気がしてなあ……。」

「……俺も、俺もガソガル世代ですよ。」


 俺は原田2曹の目を見つつ言った。目を丸くする原田2曹だったが、やがて微笑みを漏らす。


「そうか……。」

「そうです。」


 そっか、この人はなんて言うのかな、主人公になりたかったんだろう。それなのに、俺が火器管制やったときは全力を出せずに、だけどそれが俺のせいじゃないのも理解できて、そして女の子であるアリエルには当たり散らすわけにもいかなくて。で、ああなっちゃったんだろう。たぶん。

 うん、性格的に問題ないわけじゃないけど、悪いひとじゃないな。うん。だけど、何かを期待する様な目で見るのはやめてくれ、アリエル。BL展開は無い。




 その時、サイレンが鳴り響いた。




 唖然とする俺とアリエルと技術者組以外は、顔が引き締まる。何かあったんだろう。俺の顔も、一拍遅れて引き締まった。だが周囲の陸士さんたちの親分、士長さんだと思うんだが、俺はあんまり良く階級章を見分けられないからなあ。よくわからん。その人が俺とアリエル、そして技術者組に向かい、朗々たる声で言った。


「お静かに。この様な場合、自分はあなた達を特別室へ移送する命令を受けております。」

「……了解です。」

「何があったのかは、わたしたちだと聞いてはいけないわけね。」

「……。」


 士長?さんは、それ以外一言も喋ろうとはしない。肩を竦めたアリエルは、俺に頷く。俺たちは素直に従った。ふと原田2曹、飯岡3曹を見遣ると、こわばった表情ながら、俺たちに頷いて来た。彼ら2人は、その場に置いて行かれる。それがどう言う意味かを、俺は思い付きもしなかった。




 そんなに長い時間でもなかったが短くもない時間、特別室とやらに閉じ込められるのは、アリエルと技術者組にはお気に召さなかった様だ。アリエル自身は、だがそれでも最初は我慢できていたのだが、文句を垂れ流す技術者連中に苛立ち、ついには切れた。俺はその後ずっと、アリエルを宥め続ける羽目になったりする。まあどうせ、もっとずっとずっと狭い部屋に押し込められるのだ。俺の場合。

 だがそうではなかった。その特別室から出されたのが俺たちだけで、技術者連中は出されなかった事で、まず変だと思った。そして駐屯地の指令センターなんてところに連れていかれた事で、疑念は核心に変わった。アリエルの顔色も悪い。間違いなく、俺と同じ事を想像しているのだろう。

 そして、俺たちの想像はあたった。


「呼びつけて悪かったね、アリエルさん、水沢君。」

「斉藤1尉……。いったい何……。いえ、生き残りはいますか?」

「頭の回転が速いな。残念ながら、つい今しがた、最後の1機が被撃墜となった。生きている者がいるかどうかだが……。未確認だよ。」


 斉藤1尉は沈痛な表情で、しかし俺に分かりやすい様に、可能な限り軍事用語を使わずに語る。指令センターのスクリーンには複数のウィンドウが開き、その大半はホワイトアウトしているが、1枚だけ煙を上げて大破炎上している戦車が映っている物があった。


「何機出したんです。」

「この駐屯地からは2番機だけだ。特例で緊急避難的に、飛行許可を出してな。本当はいかんのだが……。

だが近隣の基地などからは、10式戦車やらF-15JやらF-15DJやら、今の時点で出せるだけ出した。それが全機撃墜、撃破された。」

「おそらく、いえ間違いなく『ティ・アグ共和国軍』ね?」

「その通りだ。5機の『ギーグ』を向こうは出して来た。向こうのレーダージャミング技術はあまりに高度で、敵の位置が判明した時には既に大気圏突破し、地上に……東京都北区に着陸していた。

 原田2曹と飯岡3曹の『ギーグ』で、そのうち2機墜とした。敵の方が、技量も物量も上であるのに、よくやってくれた、と言わざるを得ない。だが、駄目だった……。」


 アリエルは悔し気に、辛辣に言った。


「わたしを何故出さなかったのか、などとは訊かないわ。でも、どれだけの人材を無駄にしたのかしら?」

「わからない。そして本当ならば、君を出すわけにはいかないし、ましてや水沢君、君は絶対に出撃させるわけにはいかない。そのはずだった。」


 それは当たり前だろう。アリエル・アディントンは変な形だが一応、国交の無い国からの亡命希望者みたいな扱いである。それを戦いに出すわけにはいかんだろう。そして俺だ。俺は民間人。自A隊員じゃない。日本には徴兵制は無い。

 だが……。斉藤1尉は、苦し気な表情で言う。向こうにはもっと偉そうな自A官、たぶん佐官級の人がいるんだが、それは何故か話に入って来ない。いざとなれば、1尉の首を切って誤魔化せる様に、じゃないと良いんだが。

 なんだかんだ言って、結局俺とアリエルを実戦に出したいんだろう。と言うか、出さないとどうにもならないんだろう。


「奴ら、東京都北区で、何を?」

「民間人を殺して、冗談の様だが巨大な掃除機じみた物を背負った機体が、その遺体を吸い込んで回収していた。アリエル君曰く、奴らの目的は地球人の遺伝子だとの事だ。やつらの種族は、遺伝的に行き詰まりを見せているらしく、「資源として」近縁種の中でも最も近い地球人を狙っている。」

「先遣隊は、とりあえずサンプルとして集める目的で来てるわ。生きていようが死んでいようが、いえ、騒がない分死んでいる方が楽って考えてるはず。あいつら、地球人類を動物……じゃないわね、それ以前のモノとしか考えてないから。地球人類だけじゃなしに、他の星の生物もだけど。……わたしみたいな異端者の事も、いい実験台だと思ってるわね。」


 一瞬頭に血が上り、そして冷えた。俺の気持ちは決まった。そして俺は斉藤1等陸尉の顔を見る。彼は硬直した表情で、口を開いた。


「……志願の強制は、それはできない。それはかつてこの国の軍隊が行った、赦されざる蛮行だ。だが今まさに、民間人が殺されつつある。自A隊には、そして在日米軍にも、あれをどうにかする方法は無いだろう。いや、大規模破壊兵器を使えば話は別かもしれんが、それでは意味が無い。民間人が巻き込まれる。

 だから、わたしは君たちから下衆と蔑まれようと、未来の歴史家から悪と断じられようと、そして自A官としての未来が閉ざされようとも……。「わたしの独断」で、君たちを……。」

「あー、志願ってできます?強制されたり脅迫されたりは無し、ってことで。ネットで調べた事があるんですが、一般曹候補生なら、俺の年齢でもまだなんとか大丈夫でしょう?幹部候補生はダメっぽかったですが。」


 斉藤1尉の目が見開かれる。うん、再就職のこと考えて、色々調べてた。自A官は幹部候補生はもうこの歳だと無理っぽいが、一般曹候補生なら、なんとか入れるっぽい。でも、俺も人が良いよな。


「ミズサワ、わたしは?」

「あー、大卒程度の能力があれば大丈夫じゃないっけ?年齢は?」

「ごめん、わたしもわからない。色々あって、記憶を一部消されてるのよ。それもあって、国を裏切ったって言うか、脱走してきたんだけどね。」


 あー、重い理由があるらしい。俺はそこに土足で踏み込んだ様だ。即座に俺は謝る。


「……すまない、悪かった。」

「こっちは別にいいわ。」


 そして斉藤1尉が、深く頭を下げる。敬礼ではない。そして頭を上げた彼は、はっきりとした声で言った。


「アリエル君については現在我が国に対する亡命申請中であるが、暫定的に2等陸尉と同等の権限を有していると認めると、内諾を貰っている。あくまで内諾だが。

 水沢君、今は緊急事態故に書類にサインと判子……は手元にないだろうから拇印をついてくれるだけでいい。それが済んだら、アリエル君と共に1番機の所へ!」

「わかったわ。」

「はい、わかりました。」


 俺は片隅の事務机の上で、数枚の書類にサインをして拇印をついた後、アリエルに引っ張られる様にして格納庫へと向かう。そう、これが俺の再就職だった。

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ファンタジーは「幻想」と言う意味で、「剣と魔法」の事じゃない。 @ZASSOU00X

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