こういう転生ものが読みたかった

昨今の異世界転生などは主人公に都合よく話を動かすための要素になっている気がしますが、この小説では転生がロマンチックに扱われており、また薫るような文体も相まってとても雰囲気を感じさせるものです。
言うなれば一昔前の少女漫画のようです。大正時代から平成へと時間の移り変わりがあり、それに伴った登場人物の心情の変化も見どころです。

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