一話一話は短く、会話のみの内容で読みやすいのですが、それだけではありません。驚くべき情報量。映像が見えるストーリー展開。何よりも「ブハハハ……」と気持ちよく笑える面白さが満載の逸品です。
マカロニ大好きな物語オタクです。 三年前(二〇一五年)の引っ越しで、昔、趣味で書いていた物語が、まるでタイムカプセルみたいに出てきまして、懐かしさいっぱい…
地の文がない、ラジオの脚本系のお話かと思ったら。これは次世代小説の形態の一つ、チャット小説に通じる技法ですね。それでいてきわどいシチュを盛り込む作者の力量はさすがですね!
田中さんの必死さがとにかく可愛いです。でもだいぶネジも外れていてついつい口を滑らせる感じも笑える。会話文のみで繰り広げられる文が思ったより読み易くて、しかも頭に状況も浮かぶから凄いですよね。
この作品は市販化されて欲しいです。
タイトルといい、作品のまとめ方といい、短い中でやるべきことをすべてやれているのが本当にすごいと思いました。
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