彷徨える此の旅路には何が待つのか

まず先に断っておくが、私は本作に対して適切なレビューを行えるかが分からない。

そう、それほどに本作は「予測不可能」。
紹介文にもこう書いてある。
『答えがあるかすら分からない、あてのない旅』と。

見知らぬ部屋で目覚める、さあ部屋から出て逃げよう。と、主人公は行動を起こす。
私達はその背中を追いながら、共に旅を始める事となる、のだが。
ありきたり?そんな評価をする人間は本作を一回も目を通していない事が明白だ。

物語を産み続ける作者の手で、私達は先の見えない旅へ向かう事になる。
緩やかに進行する物語の空に煌めくSFファクターの星、私達が捲るページに時折挟み込まれる不穏の栞。

一度でも目を通せば、あなたはこの物語から出られない。