あとがき

当作品は。


派遣切りという言葉が大流行した年にお父様がリストラされて大学進学の希望を絶たれた友人がバイト一年目の苦しみでブログにめっさ愚痴書いてた頃、

知人が体調不良で大学休学して、

同級生が希望通りの進路に進めなかった事に膿んでた頃、


おっっっっっこがましくも


彼女らに光が降り注ぎますようにと漫画として作ったものでした。

何目線だよ!? ていう、ええ、なんとも図々しい話です。

降り注ぎますようにじゃねぇよ自分がまずは光をとっ捕まえてから言おうそういうことは、ていう、誠に思い上がりも甚だしかった若き日に、作られたお話であります……恥ずかしい。


今から18年前の夏、私が漫画専門学校生で、夏休みに3本書いたネームのなかの、講師に提出された2本のうちのひとつで、「背景が木ばかりだから描くのが楽では」という理由で描かれる事になった話でした。

最終的に制作された漫画は、新書館wingsの新人賞にぶん投げられて、4次選考で落ちたっつーのは何回か活動報告で書いた気がします。

どう考えてもwingsの新人賞ではカテエラだと思うんですが、なるしまゆり御大が審査員だからとかそんな理由で出した気がします。

なるしまゆりさんが大好きです。


一次創作漫画描く若人には何種類かあって、絵が描きたいひととと漫画が描きたい人とお話作るのが好きな人と二次創作が実は本命な人と最終的に不労所得で生きて行きたい人と色々諸々あるかと思うんですが、自分は話作んのが好きなタイプだったので、このたびオンラインの海にもぶん投げられた事は時代の恩恵だったと思います。


当作品はHYDEさんの神楽曲がベースですが、当時英語部分がよくわからなかった結果、楽曲中では重要な役割を果たしてる月が全く一切関係ない話になりました事を、ここに明記しておきます。


2023.1.8(土) や

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shiningoveryou @yanoaki

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