第3話 最弱初めてのクエストだってよ

白いワンピースに着替えた私は、フィオリと一緒に町へ出た。

町は結構栄えていて、行商人などが見える。

「ノエルさんは、この後何されるか決めていますか?」

そうだった。完全に忘れていた・・・。

まずは、この町や他の事も知っときたいがまた後でいいだろう。

「うーん、まだ決めてないかな」

「でしたら!私と一緒に冒険しませんか?」

冒険かぁ、それも悪くない。その内、やりたいことが見つかるかもしれないしな。

「いいよ」

そしたら、彼女は冒険に行くことが夢だったのか凄い喜んでいた。

嬉しそうで何よりだ。でも、まず武器や防具を買わないと・・・、

あっ、お金無かった!

「フィオリ、お金がないから何も買えないよ。どうする?」

「そうしたら、あの情報屋に行ってみましょう!」

情報屋かぁ、どんなクエストがあるんだろう?やっぱ、最初はスライムとかなのかなぁ。

扉を開けてみると、凄い数の冒険者がいた。

わぁ、みんな強いんだろうなぁ・・・。あまりの強大さに溺れそうになった。

そんな中、クエストカウンターの人が話しかけてくれた。

「どうも、こんにちわ。あら、初めて見る顔ね。見た感じ初心者かな2人とも」

「「はい」」

「なら、まず冒険者になるためにこの試験をうけてもらうわね?」

そのクエストは、自分がどの役職に向いているか決めるクエストだった。

そうだ、私なんの武器使うか決めていなかった。でも、これではっきりするな。

「ノエルさん、これで私たちの冒険の新しい一歩ですよ!」

「うん、楽しみだね。これからが」

さぁ、どういった初クエストになるんだろう。簡単そうだし、肩の力でも抜いとくか。

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いちからやらんか?異世界を! ミルミル @komusan563

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