第7話 作戦は失敗に終わる!

第7話 作戦は失敗に終わる


山の中にある学園は台風の被害には受けにくくなっている。


学園の外に待ち構えている、シロエは不敵な笑みを浮かべていた。


まだ暴風域には達していないので、嵐の前の静けさを醸し出していた。


「ワシは、魔法や人の心理を研究して来た。精霊を捕まえて研究をしてみたいのじゃ!」


誰も何も言わずにに話を聞いている、

そんなの無理だよ。


暴走している状態の精霊を捕まえるなんて、常識を逸脱している。


緊迫する中、台風精霊が来るのにシロエは嗤っていた。


様子がおかしかった!やはりシロエが仕組んだ罠なのか?


「シロエ?どうした。」


校長室からクロエがシロエのいる学園の外にでてきた。


「クロエもう良いのか?体調は…」


杖をついて歩いてきたクロエを見てシロエは顔色が変わった。


「馬鹿な!死ぬ気か、お主はクロエその指輪は…」


両指に指輪を嵌めて魔力が全盛期、時代までに戻っていた。


「あぁ!コレか?指輪の魔力で反らすくらいはできるじゃろうて」


シロエの話をはぐらかす、魔力を失った魔女は朽ちて死んでしまう。


「十二個ある内、ペンダントの魔力は空っぽ残り一つ残して十個を使う」

クロエは本気で死ぬ覚悟で挑むつもりだとシロエに話す。


クララはバスに乗り、学園付近まで来ていた。


「全く!あの人は昔から変わらないわね、むちゃばかりして…」


作戦は、こうだ!クロエはシロエに本気で止めることを話す、シロエ《全知全能の書》は精霊の身体を乗っ取る、そこを封印術で封印する。

シロエとクロエは元に戻ると言う算段だ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

謎の?薬剤師 幻想花 @kaz55aqa0218

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ