第11話 とりあえず公開版で自分も遊んでみたよ
文長を調べるためのツール詰め合わせ、
とりあえず公開版を公開しています。
(http://chikamichi.main.jp/mirumiru.html)
第7話ぐらいからこのツールについて話しているので、
そこから見ていただけると、
どういうものかなんとなく理解できると思います。
改良については、
操作手順をわかりやすくするための改善+説明書作り
が目下の目標です。
でもすぐにやろうって気にはなってません。
とりあえず自分の文章の改善をばしてみようってことで。
今回作ったツールで色々な文章を調べてみた結果。
私の最近の小説は、一文の文長が短すぎることが発覚しました。
一文は短い方が良いよ、なんて小説講座で言われたりしますよね。
小説以外でもですね。
文章を書く時、一文は短い方が良いのだとよく言われます。
その言いつけを守っていたつもりなんですけども、
なんか普通の小説と比べて、やたら一文が短い!
具体的に言うと、
私が調査に使ったいくつかの小説では、
非セリフ(地の文)の平均の文長が30文字~35文字ぐらいだったんですけど。
私の非セリフ(地の文)の文長って、平均20文字ぐらいなんですよ。
〇〇は、
「~~~」
と言った。
みたいな文章も多様しているってこともあるんですけども。
それで、平均だけでなく、最長の文が一文何文字かとか調べてみても、
他の人よりも文が短いわけです。
たぶんこっちの方が深刻ですね。
一文が70文字以上になるってことがそうそう無いんです。
小説に限らず、こういう文を書いていてもそうですね。
こうやって細かく文章をちぎっています。
読みやすさはあるんですけれども、
あまりにも同じような文長の文が続くので、
そこで文章のリズムの悪さが生じてしまっている気配を感じました。
これは直さないといけない気がします。
じゃあ具体的にどう直すの?
っていうことになるんですけど、ここに品詞数チェックが利いてきます。
自分があまり使っていない品詞で、
他人(参考にしたい人)はよく使っている品詞。
あるいは他人が長い文章を書いた時に、どんな品詞を使うのか?
それを見つけたら、
その品詞の中でも具体的にどんな語を使っているのかKH Coderで調べる。
というふうにすれば結構面白いことができます。
あとはふつーに、気楽に長文を書くだけでも随分とマシになるんだろうって気がしていますので、それを試してみることですね。
計量テキスト分析を利用して文章を改造していくお話 近藤近道 @chikamichi
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