小さい頃祖母と遊んだ思い出が蘇った。 田舎の雰囲気が良い意味で非常に詳細かつ克明に描写されている。 必読本作。
田舎のひいばぁの優しい思い出と、やがて来たお別れの日。米寿の祝いをした後に亡くなった人は「おめでとう」と見送るんだという地元の風習を紹介するところがコミカルです。大事な人を見送る切ない気持ちと、その人の思い出を大切にしていこうと思う暖かい気持ちに感動しました。
全体として優しく柔らかいイメージをもたらしてくれます。 それは情景描写が素晴らしいからだと思います。 自分の祖母(この作品ではひぃばぁ)との会話やそのとき感じたことを思い出しました。 とても良い作品です。是非読まれてください。