段警部視点で描かれていく捜査が、とてもシブくてシビれます。雨の効果、仲間との連携(ちょっと笑えました)、墓地という場所や、その背景にある過去事件。それぞれがうまく噛み合っていて、短編ながら物語に奥行きを感じました。そして爽やかなエンディング。達成会との長い戦いを終え、明るい未来を感じさせる、最高の読後感。ぜひ読んでみてくださいませー。
読み始め、描写が印象的で冷たい印象だった。だけど、どんどん読み進めていくと、熱くなっていく。最後には熱かったものが通り抜けて、ほどよい心地よさの温かさが残る。テンポがよく、素晴らしく読みやすい。あっという間のエンディング。さすがとしか言いようがない作品。
設定とテンポの良さに思わず引き込まれました。タイトルも秀逸。企画物でこれだけの完成度の作品が次々と書けるセンスは羨ましいです。
警察官達が暴力団を待ち伏せする。個性豊かなキャラクター達が物語の中で活躍します。短編といえど、しっかりと考え込まれた展開に読み応えは十分。そして気がつけば、このお話の真相にたどり着いてるでしょう。ぜひご一読を!