同題異話にありがとう

善吉_B

一年間、お世話になりました。

1.一番気に入っているタイトルとその理由は(以下から一つ選ぶ、それ以外は削除してください)?


同題異話・十月号  モンスターへ乾杯!


理由:

 パッと見て、まず言葉の響きが楽しくてかわいい。

 十月というと世の中ハロウィンか中秋節かの二択になりそうなところを、ちゃんと十月っぽいキーワードは残しつつ、それでも書く人がメジャーなイベント以外の内容も書くことが出来るタイトル、というのが本当にすごい。

 個人的にはモンスター「に」ではなく「へ」なところもポイントだと思っている。

 故にどういう内容にするか、話の展開をどうするのか、散々悩んだのも楽しい思い出です。



2.何作品、参加しましたか?

  ( 12 )作品


 毎月、一作品。

 今までの遅筆を治すべく、この企画は毎月参加をしようと決めていたので、一応目標は達成ということになるかと…。

(※ 但し大体滑り込みや月跨いでの連載なので、反省点は大いにある)


 温かい企画の雰囲気に甘え、毎度好き勝手な話を書かせて頂きました。滅茶苦茶楽しかったです。お陰で最後まで続けることができました。



3.自作のうち、一番気に入っている作品とその理由は?

  『春はまだ青いか』

   URL: https://kakuyomu.jp/works/1177354054885662028


   理由:

 ずっと書いてみたかった二人称小説を書けた『飴と傘』、頭に浮かんだイメージを一番文章にできた手応えを感じた『火花を刹那散らせ』、真面目な話ばかり書いていた同題異話の中ではかなりふざけて書けた『貧乏くじ男、東奔西走』の三つと非常に悩んだが、やはり最初で色々と思い出深い4月が自分の中で優勝に。


 余談ですが、全く意図していなかったのにも関わらず、書きながら昔から練っていた長編の前日譚に繋がるというミラクルを起こした、という意味でも気に入っています。



4.自由に一言(参加してみての感想など)!


 去年の四月末頃、何か気晴らしに書こうかなぁと思っていた時にたまたま企画を見つけ、タイトルを見てすぐに話がパーッと広がっていったのでじゃあ書いてみるか、と引っ越しの準備を放って飛び入りで参加させて頂いてから早一年。

 それからずっとお世話になった企画です。お陰様で、毎月一日が楽しみでした。


 参加している途中から、一年皆勤賞を目指すぞと一人密かに決意していたのですが、へっぽこな自分が無事に目標達成できたのも、インスピレーション刺激する主催者様こと夢月七海様のタイトルセンスと、読んで下さった皆様の温かい応援・コメントあってのことだと思います。改めて、色々とありがとうございました。



 某呟きSNSでもぼそっと言いましたが、普段自分では思い付かないような入り口から提供されたタイトルを通じ、中々書かないような話にチャレンジしてみたり、これまた自分では思い付かないような話を書かれる他の参加者の方の作品を読んで「そうかー! そういうのがあるのかー!」「何食ったらこんな表現やストーリー思い付けるんだ…!」などと勉強になったりと、間違いなくこの一年は自分の小説書きとしての糧が多い年だったと思います。

 いやー、本当に勉強になった。

 毎度自分が書き上げるのが遅いせいで、あまり沢山は読めていないのが心残りです。来年度は遅筆を更に治せるように励みます。

 

 参加していて毎度しみじみ感じていたのが、毎月一日にタイトルを考えるだけでなく、企画を主催し、ご自身でも一ヶ月のうちに話を書かれ、おまけに沢山の参加作品を読んでいらっしゃった夢月様の凄さ。

 企画内容もゆるやかな、どちらかといえば放任的な形なのに、大きなトラブルは無いようきちんと配慮されていらっしゃったように自分には見えました。お陰様でこうしてのびのび一年参加させて頂くことが出来たなぁと思います。

 本当に、ありがとうございました。

 一参加者として、細々と書いてきたものが、少しでもこの企画を盛り上げられていたら幸いです。


 最後になりますが、このような形で同題異話について、そして同題異話への感謝の言葉を語る機会を下さった、本企画主催のオレンジ11さん、ありがとうございました。

 この企画のお陰で、読み逃していた他の方の作品に改めて触れる機会を得られるという予想外の嬉しい効果もありました。

 ここから数日はあちこちで星やハートのボタンを押しまくっていると思いますが、皆さま宜しくお願いします。

 中々気の利いたことが言えないもので、コメントをすることは出来ないかもしれませんが「ああ何かが刺さってはしゃいでいたんだな」と思ってやって下さい。


 本当は主催者様二方をはじめ皆様に、お礼の握手をして回りたいところなんですが、まぁ流石に難しいのでこの辺りで終わらせて頂きます。心の中でエア握手。



 改めて、一年間本当にお世話になりました!

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