解説編 ―R40指定を満たさなかった君へ―

 KACも無事に終わり、縛りもなくなったので解説編をお届けします。

 これで納得!


 まず一つ目は【最後の三分間】で多くの人が連想する「ウルトラマン」から。

・Z-ton : ゼットンの英字表記。ウルトラマンの最終回に登場し、倒してしまうゼットンは最強怪獣と言われています。

・化学特機隊 : 科学特捜隊

・井田隊員 : イデ隊員。武器の開発担当

・嵐隊員 : アラシ隊員。射撃の名手。毒蝮三太夫が演じています。毒蝮三太夫はウルトラセブンにもフルハシ隊員として連続出演。



 二つ目は「フランダースの犬」より、有名なラストシーンをアレンジしました。

 大聖堂の床へ横たわるネロが最後に語り掛けた言葉。

「パトラッシュ……疲れたろう。僕も疲れたんだ。なんだかとても眠いんだ……パトラッシュ……」


 くしゃみと共に消えてしまった大魔王は「ハクション大魔王」の最終回から。


「三分間待つのだぞ」の台詞で一世を風靡したのは、ボンカレーのCM。

 演じたのは「四角い仁鶴がまーるく収めまっせ」の笑福亭仁鶴師匠です。

 子連れ狼の拝一刀に扮した彼があの台詞を言った後、ナレーションで「じっと我慢の子であった」と入ります。


 建物に火がついたのを消し止めたのは「魔法使いサリー」のサリーちゃん。

 最終回では火事になった学校の火を消すため、みんなの前で隠していた魔法を使います。魔法で降らせた雨で学校の火事は収まりましたが、正体がばれてしまったサリーちゃんは……という感動の最終回から引用させて頂きました。


 そして地球の危機を救ったのは、特撮モノの古典「ジャイアントロボ」です。

 この最終回もギロチン帝王から地球を護るため、ロボは操縦者である大作少年の命令を無視して、自らの意思でギロチン帝王と共に宇宙へ飛び立ち……。

 涙涙の最終回でした。


 飛び去っていくボロを見送ったのは、宇宙戦艦ヤマトの沖田艦長です。

 地球へ帰還した際に呟いた、あの台詞は有名ですね。


 そして【最後の三分間】を締めくくるエンディングに相応しいと選択したのは、「機動戦士ガンダム」(あえてファーストとは呼びませぬ)の最終回。

 この最終回があったからこそ、今に至るガンダムシリーズが生まれたと思っています。

 ここでの主役はアムロではなく、カツ・レツ・キッカでしょう。

 今でもあのシーンを見るとウルウルしてしまいます。


 以上、八つのネタ元解説でした。

 詳細は調べてみて下さいね。

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終わりの刻(とき)【R40指定】 流々(るる) @ballgag

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