最後はタグにやられました

昔は【普通】で括られていた個性も、今は沢山の病名がついて……。
生きやすくなったのか、悪くなったのか分からない世の中だなと痛感します。

私にも障害———と、まではいかないけど、手を焼く娘がいます。ギフテッドかもしれないと言われたけど、まぁ、落ち着きがない子で。
でもこの子にとっては走り回ることも、後ろで遊んでることも普通のことで、極端に和を乱さなければ、するところをちゃんとすれば……100点満点じゃなくても、70点取れればいいと先生に言われました。
でもね、親は100点を望む生き物ですからね。
何故、皆と同じに出来ないのって、何度も怒鳴った記憶があります。

このお母さんの気持ちも、子供の気持ちも分かる気がしました。

けど、読み終えた後の小説などタグ、シングルマザーを見た時には震えました。
私、娘を一人で育てろと言われても、頑張れる自信がないですね。

でも作中のお母さん、疲れていても子供への愛が垣間見えて、少し安心しましたが……先の見えない未来に幸あれと願いたくなるお話です。

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