バスタオルを貸してあげなくちゃいけない状況下だけど嫌だ!な夢。
猫店。
第1話
美容室に行くのに私は電車を乗り継いで行っている
バスに乗り、最初の駅につくと、そこから京王線にのり、
どこで降りるかにもよるが、
南武線または山手線または東急世田谷線に乗り換え、
さいごに
東急田園都市線に乗り換えないといけないという、
最初のバスも入れると3回も乗り継がないと辿り着かない場所にあるのだが、
車で行っているのでそんなにご苦労するものだといつもは知らなかった
そのうえ駅から結構歩く。
川沿いにポツンと佇む美容室だ
なぜだか途中の駅で友人のノブを拾うと
一緒に美容院に向かったんだが
私は忘れものをしたことに気付いてしまった!
いや、でもいまから戻るわけにいかないし・・
どうしようかな。
そこで、どこからか外国人観光客でも乗せていそうな
変わったバスが通りがかる
「阿佐ヶ谷駅行き」
いや、まず美容室に向かう順路に阿佐ヶ谷は無いし、
そのまえにまるで関係ない方向にあるうえに
ここから阿佐ヶ谷はうーんと遠い
「あ、てんちゃん俺、このバス乗っていきますねー♪」
おいおい、なんで!どこに行きたいのきみは!
「だって楽しそうなんですもん♪」
それはそうだ、とても楽しそうなバスだった。
車体の横から飛び乗り、適当に張り付いて乗ればいい
日本にはないタイプのバスだった
昔海外のニュースなどでとりあげられていた
車体の上に乗ったりする例のやつに似ている!
ちなみにノブは絵に描いたようなイケメンだが、残念なことにドMだ。
止めてもしょうがないなと思い
ノブにひらひらと手を振ると
諦めてひとりで美容院に向かうことにした
(はぁ、この大荷物ひとりで持つのか。
♦
ノブを拾ったのは小田急線の駅だったのだが
どこから乗り換えても小田急線は通らない
そうこうしているうちにやっとのことで
あと1本電車に揺られれば着くところまで来たぞ!
♦
そこへ突然女性芸能人の方が声をかけてきた
(名前を出したいが、ここはカクヨムの世界なので気やすく芸能人の名前は出せない><)
スカートを忘れたのでバスタオルを貸してくださいとのことだった
そうだろう、私はたくさんのタオルを持っていた
それもとびきり大きい黄色いタオルを持っていた
ちょうど腰に巻くといい感じになることが容易に想像がつく
さきほどの大荷物とはこのたくさんのタオルだ
いやだ!
この黄色いタオルは寒がりの私が防寒用に・・・
本当に寒がりで夏でもストールが必要で・・・
これがないと体が固まって血行が・・それに、それにっ・・
と、どれだけ言い訳をしてみたところで
現在下半身丸出しのこの女性のほうが
どう見てもタオルの需要がある・・
どう見てもこの女性のほうに分がある・・・
私はこの人にタオルを渡すか渡さんかくらいのところで起きる
おしまい
ありがとうございました
■■■
3/11にみた夢。
バスタオルを貸してあげなくちゃいけない状況下だけど嫌だ!な夢。 猫店。 @nekot_en
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