喫茶店の二人

小川貴央

第1話 喫茶店の二人


「喫茶店の二人」



木漏れ日が優しく漏れる喫茶店の窓辺で二人~


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「あぁ、ラルゴが流れてるね」


「そうね、給食の時間に流れてたよね」


「こうしていると昨日の事のようだよ」


「学生時代って、あっという間ね」


「でも君はあの頃のまま、変わってないよ」


「ふふ、ありがとね、あなたもね、でも

少し髪が薄くなったわよね、あはは」


「いいんだよ、君が変わらず綺麗なら」


「照れるじゃない、何も出ないわよ」


「それだよ、その笑顔がとっても可愛い!」


「嬉しい~、じゃあ今度はアタシがご馳走するわね」


「わぁ~い、うん、楽しみだなあ~」


「ねえ、ケーキ食べよっか・・・」




・・・幸せなコーヒータイムは続く~

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

 喫茶店の二人 小川貴央 @nmikky

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る