子どもと大人の狭間で、異能の彼らは戦い、悩み、青春を駆け抜ける!

中学生になると、異能が目覚める世界。
人により、異能はさまざまだが、共通しているのは「中学生の三年間だけ」異能が操れるということ。

異能者であふれた中学校で起こるのは、思いもよらない事件ばかり。

美術部に所属する二年生、日野かずい、御子柴藍、深山しずり、奥月衛の四人は、後輩から、「近くの中学校の能力者が、別の中学校を襲撃している」という不穏な噂話を聞かされる。

しかも、そこには後輩の友人も絡んでいるようで……。


文章力と設定の巧みさに定評のあるlager様の新作です!
中学時代特有の、子どもと大人の間の揺れ動く感情。どこか閉塞的な、でも若さと明るさがそれを乗り越えていく爽やかさが、巧みな文章で綴られています。

かつて、中学生だった頃を思い出しつつ、夢中になって読み進めてしまいます!

いつか、どこかで揺れ動いた感情を追体験しに、どうぞ素晴らしい物語に飛び込んでみてください!

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