熱き恋バトルは卓球台の上で

 まずタイトルでにやりとさせられる。わたしはもろに「その世代」である。

 卓球大会の準優勝商品を好きな彼女にあげるために準優勝を狙う勇気と、阻止せんとするネコ娘(笑)、文香。
 熱き戦いは、いかに自然に二番目になるか。エースをねらってはならない。
 さぁ決勝戦で敗北を勝ち取るのはどちらか?

 言葉選び、展開、オチ、どれも素晴らしい作品です。