どうしようもなく、惹かれていく2人は

 ふとしたきっかけから徐々に縮まっていく2人の距離。甘いお話のはずなのに、どこか寂しげな雰囲気が漂うのが、なんともたまらない感じです。

 主人公の、惹かれてはいけない、という思いが逆にどうしようもなく惹きつけられる気持ちをうまく表していると思います。

 ラストはせつない気持ちでいっぱいになりました。