赤い靴
小川貴央
第1話 赤い靴
童謡「赤い靴」
♪ 赤い靴 履いてた 女の子
異人さんに 連れられて行っちゃった~♪
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ノスタルジックな寂しく哀しい曲で、実話に
基づいていたとは全く知らなかった。
実際のモデルは、私生児のきみちゃんで、
18歳の母と共に、周囲の白い目を避け北海道に
渡った哀愁物語である。
厳寒と飢えから、泣く泣く宣教師夫妻に預けられ
しかしやがて宣教師夫妻に帰国命令が下る。だが
きみちゃんは結核に冒され長旅は無理として、
孤児院に引き渡され、そこで息絶えたと・・・。
わずか9歳だった儚き幼い命。
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歌番組の中での童謡秘話で初めて知った。
聞かなければ良かった!!
これでもうこの歌は単なるノスタルジックな
「哀歌」から現実にあった「悲歌」となり
今迄のような思いでは聴けなくなってしまった。
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親子の深い愛情も叶わぬ離別の悲話を歌詞に綴った
野口雨情先生は余りにも悲し過ぎる結末を知らずに、
きみちゃんは異国の地で幸せに暮らしてるだろうと
ずっと案じて願っていたという。
https://www.youtube.com/watch?v=FNwtRJ9dtW4
赤い靴 小川貴央 @nmikky
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