終わりに……(そういうお前はどうなの?)
というわけで、ついテンションの赴くままに創作論なるえらそうなものを語っておりました。
恥ずかしい、ああ恥ずかしい。何様だよ、お前は?
最後の方なんて偉そうに、語ることについて語ってるけど、お前実際どうなわけ? 自分の好きなように書いた小説のPVが回らないって嘆いてる癖に、他人様に論を説くとかそんなことよくやれるね? 顔から火ィ出ない?
読み手や聞き手などの受け手のことを一切考えない自分本位の物語を書いてる人間のくせに、「聞く人のことを考えましょう」とかトークについて語っちゃうの、ブーメランじゃない? ブーメラン過ぎない?
大体、例とか出して話をしたり大げさなわりに回りくどくて話がしまりないし、論旨が明確じゃないし、物を語る体感とか偉そうに言ってるお前がまずそれ鍛えれば? ライザップでもいけば?
――そんな声が自分の内側から聞こえてきたので「ああああ……」と耳を塞いで穴の中に身を潜めたくなりました。
内なる自分よ、うるさいぞ。それにライザップで鍛えるのは体幹だ(だからそういうインナーマインドと会話するのがまずサムいんだってば。気づけよ。お前そんなことやってるとそのうちあとがきとかで自作キャラクターと会話しだすぞ? それやって許されるの十代の子くらいだぞ?)。
やめろぉ! 怖いこと言うんじゃない(だからそういうのサムいって、――ああもう、キリがないっ。キリが!)
――まあこんな文章を書いてしまうようなチキンハートな人間の語ることです。 ほどほどに聞き流しましょう。
とはいえ、せっかく効果的に使うと物語を格好良く引き立ててくれるアバンタイトルです。自作に採用するときはやはり、
・いまから語る物語の縦軸をしっかり明示する。
・そして雰囲気をふりまく(ハッタリをかますくらいがちょうどいい)。
・あんまりだらだら長くしない。
この三点は意識しても損はしないと思うのでした。
それでは皆様、よいカクヨムライフを。
――それにしても結局三行で収まることを、数時間かけながら何章にもわけて書いたわけですね。私ったら――。
かっこいいアバンタイトルの活かし方 ピクルズジンジャー @amenotou
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