第41話 月明りの下で 上

「クッ!」


光は鎖を刀で起動を逸らしたが


「まだ、来る!」


鎖が刀で起動を反らされたが、鎖と刀が擦れる金属音を鳴らしながら光を捕らえようと円を描くように光を巻き付き拘束使用と襲って来た


「影は・・・無い、いや、あった!アアアアアアアアア!《影柱》!」


光は回りを見渡し影が無く下をうつ向き見て自分の足元に影に気づき、左手で突如鎖を掴み、動く鎖で手が擦れ肉が斬れ血を流しながら痛みで叫びながら右手の刀を自分の足元の影に刺し影柱と叫んだ、地面から影が光の持つ刀と同じ姿の黒い刃の部分が光を囲むように八本の刃が出てきた、鎖は刃越しに囲い込みしたが光には鎖は届かなかった、光は刃が下から上にがってくると鎖から手をすぐに放した


「そんな力もあるのか」

鎖を手に持つ者が言葉を述べながら姿を現した、光よりも先に問い掛ける者が居た


「お前誰だ!姉様を良くも!」


「殺す殺す!」


二人の口裂け女が鎖男に叫んだ


「うるさい!引っ込んでろ雑魚が!」


少年が言葉と共に鎖を蛇の用にくねくねと動かして口裂け女より前の地面に打ち付けて爆発をお越し、地面は抉れ、爆風をお越し、威嚇をしていた


「お前達は後で料理だ、こいつのな!待ってろ」


と鎖を顔の近くに上げて嫌な笑みを見せた


「コイツ」


「爆発の威力が・・・」


地面の爆発の後はまるで綺麗に切り取ったかのように地面が抉り取られていて一人の口裂け女は恐怖を感じていた


(この地面の割れかた、鎖を地面に叩き付けるときに妖力を鎖に込めて、鎖と地面に触れる際に妖力を一点に集中させて威力を上げている、器用に地面と鎖が触れた部分だけ、攻撃力を上げるために、わざわざこれを)


口裂け女の一人が冷静に攻撃の威力を分析して、死とゆう感情が頭を過り、この場をどうするか考えていた


「だがな女、アハハは、甘い!弾けろ!」


「なっ!」


光の黒い地面から突出した刀に巻き付けていた鎖が言葉と共に爆発した


「殺れたか、・・・死んでねえのかコイツ」


爆発が起きた場所を見て鎖男は冷めた目で見ていた


「余所見するんじゃないよ」


「くたばれ鎖野郎!」


口裂け女二人が鎖男に後ろから襲い掛かって来た


「うるさいよ雑魚が、死ね」


「あぁ!」


「なっ!」


口裂け女の一人は後ろから胸を鎖で貫かれ、もう一人は胸を貫いた鎖で首に巻き付きと同時に爆発させて首を鎖で巻き付けて跳ねた


「経験値ゲット~」


嬉しそうな声で鎖男はつぶやいた、光が居た場所から視線を外さずに


「・・・・・・だよね~」


自身の横に鎖を盾のように鎖で形を作り刀からの攻撃を防いだ


「クソッ!ダメか」


光は忌ま忌ましい者を見る目で見ていた


「影か」


鎖男は光の足元を見てつぶやいた、光は爆発が起きるなか、自身の影に潜り、鎖男の影から膝下間でてきていた、だが、逃げるのに少し遅れたことで体操服はボロボロになり右腕には火傷をしていた


「何で狙うの、貴方は人間でしょう」


「人間だ、それが」


「っ!、前に言ってた話の通じない類いか、凍れ」


光は刀から強烈な冷気を出して鎖男を鎖の盾ごと凍らそうとしていたが、光は後に跳びさがり、鎖男から視線を放さないように鎖男の更に後を見た


「あれ、やられてる?」


「ださーい!私が殺ろっか」


そこには男と女が立っていた武器を構えて


「3人」


光の顔色が悪く焦りの色が出ていた



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月灯りの死神少女 西園弘樹 @raink

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