私はただの死人です

作者 けんはる

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★★★ Excellent!!!

一話一話が独白形式で短いためするすると読めますが、その奥に広がる世界は静かで深い。
ディストピア感漂う世界を旅する死人の物語が新たな未来につながっているのか緩やかな終末につながっているのか、どちらとも取れそうな雰囲気に浸れます。
続きを楽しみにしています。

★★★ Excellent!!!

「死人」の目線で描かれる斬新な設定、日記みたいな形で読みやすいです。
しかし、どうにも謎が生まれる作品で、シンプルなのですが、妙にドキドキするのは私だけではないはず。

シンプルな文章だからこそ、徐々にくるシックな怖さがまたホラーを映画を見ているような感覚で楽しめるので、夜に見るのがまたいいかもしれません!!
深夜2時あたりとかいいですね(笑)
寝落ちしないようにアラームの用意を忘れずに!

★★★ Excellent!!!

1話1話、サクッと読める長さの短編集です。
『私は死人です』から始まるフレーズが癖になり、次々と読んでしまいます。

死人の視点から穏やかに綴られる風景がきらびやか。テンポの良い文体も相まって生き生きとしています。
主人公は既に死んでしまっているのですが、死後も日常が続いているような、けれど生者には決して語れない視点です。彼女自身が世界を愛しているのだと伝わってきます。

まずは一話、開いてみてください。彼女のことをもっと知りたくなるはずです。