皇女と候補生と航宙軍艦 カシハラ号

作者 もってぃ

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★★★ Excellent!!!

 簡単に単純になんとなくで楽しめる小説ではないです。他の方も書いているが登場人物は多いし政治事情は重要になってくるしSFを全く知らない人には難しいことも書かれています。けれど、適格な文章と無駄のない登場人物によって紡がれるこの小説の面白さは話が進むごとにどんどんわかると思います。慣れるまでは各話の最初に書かれている登場人物紹介を確認してから読むと毎回頭の中で整理されて良いかなと。

 思わずコーヒーを飲むことを忘れてしまうような、高密度のストーリーです。登場人物が多いため、あらゆるシーンであらゆる人物の思考とそれゆえの行動が絡み合います。格好の良さも格好の悪さも思惑も性格もにじみ出る会話文は必見です。きっと好きな登場人物が出来ると思います。個人的にはシーンとしては政治的な思惑と事情が深く絡んでいればいるほど好きです。

 一見難解であるような気もするけれど決してSF上級者にのみ向けられた小説ではないように思います。説明が丁寧に書かれている上にルビも多く、また(話にもよるが)会話文も多いため、登場人物たちの感情と行動、緊張感はひしひしと迫ってきます。

(1幕の終わりまでのレビューです)

★★★ Excellent!!!

基本的に読み終えてから★をつけるのですが、わたくしめももってぃさんのこの作品を個人的にオススメしたく!!

まだ序盤の読み途中ですので、レビュー内容は変わります!!<(_ _)>


……


最初の説明的な文章、あらすじ等、わかりやすくして欲しひ……!(><)
キャラフィルターで段々わかっていく表現が十分にできる方だと思うので、あえて書かせていただきました!

★★★ Excellent!!!

大勢の登場人物が出てくるSF軍記物語。
登場人物の多さと政治事情で初めて読む人にはとっつきにくいが、理解できてくると設定の深さに唸らされる作品。
初見の人でも読みやすい感じにできれば、確実に読者が増えると思う。
一見の価値のある作品なので、SFが好きな人はぜひ腰を据えてじっくり読んでみて欲しい。

★★ Very Good!!

※小説は絶対評価、ということで星の数は適当です。
※34話まで読んだ感想です。


これはレビューというより、こういったSF・仮想戦記・ミリタリーと群像劇が絡み合った小説に馴染みが無い方のために、同じくまったく馴染みがなく佐藤大輔さんのSF小説をかな~り苦しみながら読んだ経験がある者として、「こうやって読んだら面白い+楽かも」という『提案』に近いです。


まず、とっても登場人物が多い上に、銀河系レベルで複雑な政治情勢が絡み合っていて、さらになかなか見慣れない軍事用語やSF用語がたくさん出る文章を読むコツとして「とりあえずざっと読んでいく」というものがあります。なんとなく最後の更新分まで読んでしまって、あとからゆっくり読み返してみる。すると、内容がよく理解できます。

次に、キャラで読んでみます。

タカユキ・ツナミ・・・ある日突然、練習生から艦長になってしまった次席候補生。直情径行なので、優秀さと未熟さが分かりやすい主人公格。軍人らしく、ほかの乗員を「貴様」とか呼んじゃう。艦にはコトミという幼馴染の同級生が乗っている良いご身分の22歳。

ユウ・ミシマ・・・主席候補生。だけど艦長ではない。名家の跡取りで、タカユキと比べると余裕があって腹芸もこなせる。こいつが下船中にお姫様を拾ってきたせいで大変なことになる。個人的裏主人公。あと多分ツンデレの22歳。

シホ・アマハ・・・姉御。あと漢。なんだかんだ熱くなりやすい主席と次席をなだめすかして良い感じに取り持つことができる第三席の26歳。マジ姉御。

エリン・ソフィア・ルイゼ・エストリスセン・・・エリン以降は多分覚えなくても大丈夫なミュローン帝国(←悪い国)の皇女。庶流の出で、継承権は低いが帝国のやりざまに疑問を抱いている。いまいち使えない奴に革命のシンボルにされそうになったと思ったら、腹黒そうなミシマくんに会ってやっぱり利用さ… 続きを読む