夫人爆殺事件。
およそ、魔法とはかけ離れた死因解明に呼び出されたのは、
王立魔法院捜査官・ダベンポート。
知己の、王立騎士団中隊長・グラムの導きで現場となったバルムンク邸に到着するところから物語は始… 続きを読む

how、who、whyの回収が見事です。
推理の要点を整然と示し、かつ物語として魅力的。
導入から構成に至るまで、実に鮮やかな作品でした。

魔法×ミステリですが、本格です。
メフィスト好きなら唸る… 続きを読む

魔法前提の世界観なのに、きちんとミステリとして成立している精緻なストーリー。
ヴィクトリア朝の魅力的な世界観を見事に描いている、優れた描写力。
登場人物も個性的で、非の打ちどころのない素晴らしい作品… 続きを読む

不可思議と冷酷残忍とが上手く合わさって、ダベンポート氏が一つの事件を解決。
魔法が加わるミステリー、とてもとてもワタシ好みでした。
ヨーロピアンが香る作風、簡潔なのに具体的な説明──お話に入り込む速… 続きを読む