ところどころに散りばめられた詩的な表現が素敵です。 アウトローな主人公の行動描写や会話文がカッコイイです。 作者さんの映画や音楽や文学にたいする愛がにじみ出ていて良かったです。
主に純文学を読みます。デュマ、バロウズ、ユゴー、セリーヌ、バタイユなどが好きです。
象が召喚される?異世界とかファンタジーものかな?と思いつつも、読んでみると海外風の大人で哲学的なお話でした。まだタイトルの謎が残りますが、楽しみに待ちたいです。
流れるような美しい文章で、まるで本当に自分がこの世界に入り込んでいるようなような感覚になります。とても続きが気になります!
文章も物語も、読み手の方から捕まえることは出来ない。しかし、文章と物語の方から読み手を捕まえにくる。読者は常に受け身で、主導権を得ることが出来ない。目の前に見知らぬ美女がいて、こちらに近づい…続きを読む
淡々と日常を描写しているようで、そこはかとなく、不思議な謎が提示されている。フワフワとしたトーンだが、ミステリーに通ずる緊張感が維持されている。素直に素晴らしいと思えた純文学に、久々に出逢えた。この…続きを読む
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