読者の先入観を巧みに利用した作品。キャラクターの感情に入れ込むあまり、見事にミスリードさせられました。主人公の葛藤と、最後の決断は切なく、心打たれるものがあります。
魔女、それは災厄をもたらす存在。その定義は半ば同意できる。では、災厄とは?人々の定義する災いとは、一体何なんだろうか。全く、最後の最後に全部覆してくれましたね。驚きを味わいたい方は是非。
最後の最後に驚かされました。それが魔女の罪だったとは……世界が違うと「正義」のあり方も違う。その最たるものを突きつけられたようでした。面白かったです、ありがとうございました!
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