僕の幸せを君に捧ぐ

第2話 手紙を見て

　久しぶりに蒼太に会おうと思い早起きをした。朝,ポストを開けると蒼太から手紙が来た。

　俺はすごく幸せな気持ちになった!!すぐに封を開け中身を開いた!!

　中身を見て俺は「あれ...?なにこ..れ....嘘..だよな笑」と言いなりそうになった。だが口を噤んだ。

　言ってしまったらそこに書いてある事を認めてしまいそうで怖かったからだ。

蒼太がもう長くは生きられない?

そんなことは絶対にない!!!だって..あんなに一緒に笑ったり泣いたりして思い出を作ってきたじゃないか!

そうだ...その医者悪いんだ!!蒼太と俺の関係を不快に思っているから仕打ちをしようと企んでいるに違いない!!そうだ、絶対に違いない!!!!!!!!

そうじゃないとしたら有り得ない事だ!

蒼太が死んでしまうなんて事あったら、俺は..どうすればいいんだよ....。

そんな辛くて寂しいことはないよ...胸がズキズキする....痛くて辛くて苦しい..。泣きそうだ。