読者を意識しつつ小説を書く上で、作者が承知しておいた方がよい事が、効率的に語られていて、参考になります。個人的には原点に帰るという意味で、勉強させていただけました。書き手の皆様も、自作は何を目指すべきかに迷ったとき、指標の一つとしてご一読されるのをお勧めします。
明確な目的を決め、リサーチし、有効な方法を考え、すぐ試す姿勢が小気味よい。この筆者の考え方は、小説の執筆以外にも応用できそうである。