★★★ Excellent!!! 色彩豊かな色鉛筆で描いた点描画 いましめ 童話とファンタジーの狭間の世界。 主人公の「流星打ち」の仕事は、疲れるし、危険だし、「流星が降る」というファンタジーな世界観とはかけ離れたザ・体力勝負なお仕事です。しかも、それを撃ち落とすのはハンマー。腕力で。この現代日本で考えたらアリエナイですが、その「アリエナイ」と、物語の中の流星(隕石)の物理的にも精神的にも感じる「重み」や「ハンマー」や「不思議な力が宿った隕石の破片」といったファンタジー的な要素が実に巧妙にマッチしておりました。 独特な世界観に魅了され、気がつけば読了していることでしょう。 色彩豊かな色鉛筆で描いた点描画。そんなイメージを持ちました。言葉にするなら、繊細さと力強さとたくさんの色で構成された一枚の絵、という感じでしょうか。 ボーイ・ミーツ・ガールに、主人公の成長。 やはり王道は素晴らしいと再確認させてくれる一作です。 ぜひご一読ください。 レビューいいね! 2 2021年4月16日 16:13
★★★ Excellent!!! 星降る街で、流星をハンマーで打ち返す仕事をする少年少女 lachs ヤケザケ 気弱な少年が流星打ちとして、少女の相棒になるまでの物語。 最初、本当に少年が頼りなくて大丈夫かなと思うのですが……。 ピンチの時に彼は輝く! 晴々とさせてくれる最後が爽やかな良作です。 レビューいいね! 1 2021年3月2日 21:40
★★★ Excellent!!! ボーイミーツガール……にしては頼りないのに!? じゅんすた ヘタレにヘタレた主人公の、最後の大逆転! スカッとしました。 火事場の馬鹿力(いや、流星場?)で乗り切った主人公に、拍手を送りたいです。 作品のテーマ自体が、巨大なものをハンマーでガンガンに打ち返すものなので、爽快感があり、ストレス解消になりました。 良作でした! レビューいいね! 2 2019年3月18日 21:47