chapter4「黒服達の憂鬱」
りんりんと鳴り響く鈴虫達の合奏。
ホウホウと響き渡るフクロウたちの奏でるハーモニー。
それだけが、この森にある全て。唯一の楽しみみたいなものだった。
しがないマフィアの下っ端Aこと、アルベルト・クリューガーは今、たった一人で森の中を徘徊していた。
なぜって? 理由は簡単だ。
ちょっとしたお仕事で簡単に大金を稼げる、そんな
月明かりと左手に持った懐中電灯、それと時折瞬く稲光くらいのものだった。
それ以外の光は一切無い。
そんな漆黒の闇の中で、まっ黒なスーツに身を包みながらアルベルトは呟いた。
「なんでこんな暗いってのに
その姿はもはや、滑稽でしかない。
黒服にサングラスが正装。古いしきたりらしい。
「わざわざこんな暗い場所で? 誰も見ているわけでもねぇってのに?」
アルベルトは悪態を付き続ける。
「老害め……」
実際に顔を見た訳ではないので、全ては想像に過ぎないのだが、彼の貧困な想像力は“権力者イコール老人”というテンプレートに塗り固められており、結果、皮肉にもそれは事実と一致しているのだった。
ヴェルゼロート・フォン・クラインベルク。
マフィアの中でも大物中の大物。ビッグボス。
名前だけは知られているが、その実態を知る者は少ない。
その姿を知るものは極わずか。
一説では名前だけが一人歩きしてるだけで実在はしないだの、実は複数名存在していて名前を共有しているだの、すでに死んでいるだの、とにかく都市伝説レベルの眉唾な存在であるにも関わらず、各組織のボスは最敬礼でそれを取り扱っている。そんな薄気味の悪い存在だ。
それが今、この森の中に存在するらしい。
「マジかよ……」
なんでも隠れ屋敷で密やかなパーティを行っていると、このアルバイトを知っている者の中ではもっぱらの噂なのだとか。
実に馬鹿馬鹿しい話だった。
アルベルトは今日、バイトの話を突如持ちかけられ、この場所へと緊急配備された。
引き受けるや否や、目隠しをされ、車らしき乗り物でこの僻地へと拉致されたのだ。
最初はドッキリか何かと考え、次に騙されて殺されるのかと怯え、衣服と武器や道具を渡されて初めて、真実であった事に安堵した。
与えられた任務は、指定されたエリアを徘徊し、異常が無いかを報告する。異常を見つけたら排除する。ただそれだけ。
そしてそのまま、何も起きずに今まさに三時間が経過しようとしていた。
「どうりで給料が良い訳だ」
敵襲も無し。情報は全て機密。ただし暇。
まぁ割が良いってのは嘘じゃない。
「こんな場所、襲撃する奴の気が知れねぇ」
――多分、成果をあげて上に上るチャンスが皆無なんだろうな……。
アルベルトは静かに空を見上げ、心の中でひとりごちるのだった。
暗い森の中。ここがどこであるかさえわからない。
休憩は、来た時にも使ったのであろう森の近くにある
件の噂については休憩時に、古株であろうマフィアの組員、つまりは今やっているお仕事の同僚とも言える先輩から聞いた話だった。
右手には支給された拳銃が一丁。
ザスタヴァM57。
それは、今日においてなお有名な名銃、トカレフTT-33のコピー製品である事を示し……要するにバッタもんと呼ばれる類のものである事をあらわしていた。
装弾数は9発。
7.62×25mmトカレフ弾を使用。
円形内部に星印という安っぽいマークがグリップに刻印されているだけの、他には何の特徴も無いシンプルなデザインの拳銃だ。
無骨な黒いメタリックのボディがなんとも安物感を感じさせる。
まぁ、どの拳銃も実際は似たような物な訳だから、ネームとブランドは大事って奴だろう。
だがトカレフ弾にはこんな噂もある。
トカレフ弾はアーマーピアッシング能力が高く、NIJ規格タイプⅢA未満のボディアーマーでは着用者を防護しきれないと言われるほどの貫通能力を持つ。
なるほど、なんだかんだ言っても良い銃を支給してくれたんだな。
などと雇い主に対する考えを改めかけていた時期がアルベルトにもあったのだが……。
実際はそういう訳でも無いのだと言う。
休憩時に知り合った同僚いわく、何でも旧時代、密輸され安価に違法で出回っていた弾丸の中に、鉛の代わりに弾芯を鉄で作られた物が大量に出回っていたそうで、それは皮肉にも防弾繊維に減速されてなお針のように貫いて貫通してしまう実績を残し、結果、高いアーマーピアッシング能力を持った貫通能力に優れた弾丸、というイメージを世間に広め渡らせてしまった……というだけなのだそうな。
なのでこの拳銃……。
「バッタもんの上にクッソ使えねぇ安物ゴミ拳銃じゃねぇかっ」
まぁ、実際はそこまで悪く言われるような拳銃では無いはずなのだが……。
何はともあれ、アルベルトは再度、空を仰いで星を見上げる。
木の枝に阻まれてあまりよくは見えないが、空気も綺麗で空には無数の星々が煌いていた。
死んだら俺もあのお星様の一員になれるのかねぇ、などとおセンチな気分に浸りつつ。
「つまり、敵が来たら死ねと?」
アルベルトはひとりごちる。
「もし敵が来たら、その時は命を賭けて発砲音で敵の存在を教えてね、ってか?」
アルベルトは虚空に向け、心の中で吼えた。
――俺はインターホンかっ!
もっとも、こんな静かな森の中だ。
しかも相手は大物中の大物。
奥にあるという屋敷には、傍に置く事を許された、かの人物を知る大幹部だかが、とんでもない武装でお出迎えの準備をなさっていると言う話だ。
敵なんて、そうそう来やしないのだろう。
とはいえ、こんな“拳銃一丁だけ”じゃあ心もとない事この上ない。
「はぁ~、はやく帰りてぇ……」
アルベルトはそう呟くと、背後の樹にもたれかかるのだった。
静かな暗い森の中。
侵入者など誰もいない。
いるのは虫か鳥くらい。
誰も来ようはずもなし。
「暇だ……」
こんな人気のない森、何も知らずにわざわざ入り込もうとする奴なんざ、自殺志願者くらいのものだ。
しかも、この国の闇の重鎮とも言われるお方が隠れ潜むという場所にわざわざ侵入してくるような輩がもしいるとしたら……。
それこそ自殺志願者くらいのものだ。
もしくは、よほどの手練であるか、相当な準備をした武装集団だ。
となると、万が一にも出くわそうものなら……。
想像して体を震わせるアルベルト。
こんな安物装備でどうやって生き残れと?
アルベルトは溜息を吐きながら自らのスーツ下に着込んだブツを品定めする。
組織からの支給が無かったため、防具は偶然その時に持っていた自前の品だ。
いつの日だったか「こんな仕事で死にたくない」と、通販サイトで購入していた安物の防弾チョッキ。
そんな風に思うくらいならやめろと思うだろうが、入ったからには早々辞められない鉄の掟があるのだ。
こんな装備でも小経口の拳銃弾くらいなら何とかなる。
が、ライフル弾が来たらさすがに死ぬ。
せめてセラミックのボディアーマーくらい、気休めでも支給してほしい。
なぜなら、こんな場所に侵入者が来るとしたら……。
「間違いなく、アサルトライフルくらいは装備してやがるよな……」
暇な時間があればこそ、色々と想像してしまうわけで。
アルベルトは万が一の遭遇に恐怖し、周囲を警戒する。
「フルオートとは言わないからよぉ……」
M16とかさ、カラシニコフでもいいから。そうだよザスタヴァならザスタヴァでもいいからさ、せめてM70の方にしといてくれよ……。
せめて、アサルトライフルじゃないならMP5……サブマシンガンくらい用意してくれってんだよぉ……。
「インターホンにもならねぇんじゃねぇの?」
右手に持った安物拳銃を握り締めながらアルベルトは再度溜息を付く。
広い森の、もっとも入り口に近い部分。
敵との第一遭遇を果たすとすれば、最も確率の高い場所。
されど、広い森である。そうそう敵との遭遇を果たすはずなどないであろうが……。
「帰りてぇ……」
暇と恐怖に押しつぶされそうになり、早くもアルベルトはこのアルバイトの値段の意味を知るのだった。
ちなみに、実はこの軽装備には理由がある。
それは“元から大して重要な任務ではない”という事だ。
アルベルトは認めたくないであろうが、本来ならば“誰でも良く、安い給料でやらせるべき仕事”なのだ。
何せ、組織のほとんどの重鎮にさえ話していない極秘の隠れ家での密会。
ここまで黒服達を連れて来た運転手さえも、この任務専用に雇われた使い捨てだ。
適当に金を握らせて、運転だけさせるために捕まえてきた浮浪者……つまり、この仕事を終えて生き残る事は無いのだ。
ゆえに場所を知られることは無い。
護衛の黒服を殺さないのは、せめてもの情けという奴なのだろう。
もしくは、あまり下っ端組織の末端を無闇やたらと切り捨てる行為は組織の長として“得が無い”事を知っているがゆえか。
まぁ、その末端の護衛さえも浮浪者にやらせない所が、“彼”を生き延びさせてきた闇の重鎮たる才覚なのかもしれない。
つまり、この場所を知る者は一部の護衛を除いて存在せず、この場所で定期的にヴェルゼロートが密会を行う事を知る者はこの世界に極わずかしかいないのだ。
襲撃なんて起こるはずが無い。
その上、森はマーキングを少しでも見逃せば二度と出て来れそうも無い程に広い。
おまけに入り口にはでかでかと看板に『私有地』としっかり書いてあり、ロープまで御丁寧に張ってあるのだ。
「どうやって大ボス様はこんな森を通ってらっしゃるんですかねぇ」
視界に映る景色に道は無い。
アルベルトのぼやきに答える者も、当然いない。
「噂ももしかして嘘なのか……?」
アルベルトは何が正しいのかわからなくなり始める。
こうして、黒服達も自分達のやっている仕事を、噂以上に理解できなくさせ、結果的には秘密を守っていたりする訳なのだが。
実は、伝承ではかつて、この森には屋敷が存在したと伝えられていたりする。
すでに薄れた道の残り香も、もはや獣道と化し、かつてあったのであろう道の姿はない。
だが、その道を巧妙に改修した、知る者にのみわかる道があった。
完全な舗装はされてこそいないが、途中までは、実は無理やり進めば最低限車が通れる程度には開かれている道が隠されているのだ。
ヴェルゼロートはその道を通り、屋敷へと通っているのだが……。
組織の末端に過ぎないアルベルトには知る良しも無い話であった。
「……なんだってこんな事してんだろうね、俺は」
ギャングスタを目指して故郷を飛び出した日々を懐かしみながら、アルベルトは空を見上げる。
それくらいしかできる事がないからだ。
空には満天の星空と、向こうからやってくる暗雲が見えた。
稲光が一瞬だけ周囲を照らし、遠方から轟音が鳴り響く。
「一雨来るかなぁ……」
雨の中、森の中を徘徊させられる地獄を思い出し、アルベルトは震える。
いつもの様に煙草をふかそうと懐に手を伸ばしたアルベルトの前に、一筋の光がぶつかる、それは彼が持っているのと同じ懐中電灯の光だった。
「そっちはどうよ?」
聞こえてきたのは同僚、つまりは同じアルバイト中である、別の組の男の声だった。
「異常な~し」
一瞬、敵襲を想像してビクリとしたものの、アルベルトはお決まりのやり取りを返す。
「そっちはどうだい?」
アルベルトは光射す方向へと向けて声をかける。
その先、アルベルトと同じ黒服姿で現れたのは、細身でスマートなアルベルトとは対照的に、ふくよかな印象を持たせる大柄の男。
ブルーノ・リップマン。彼もまた、アルベルトと同様、ここでできる事なら無駄話をしながら時間を潰したいと考えているような、いわゆる怠け者だった。
実はブルーノもアルベルトと同じく、ギャングスタを目指して組に入ったとアルベルトは聞いていた。
そんな風には思い出せるものの、実はお互いに名前をうっすらと思い出せずにいた。
アルバイトとしては同期なはずなのだが、こんな場末の雑用では、お互いの認識などその程度のものだった。
「あいも変わらずだよ。異常無し」
ブルーノは人懐っこそうな笑みを浮かべてそう答えた。
すでに三時間以上続く、いつもの会話だった。
暗くて広い、どこだかもわからない森の中。こんな場所にわざわざ近づく馬鹿はいない。
オマケに噂の大ボス様は狡猾の切れ者で、事件の尻尾もつかませないような存在だと言う。
警察上層部も多額の寄付金で買収済みともっぱらの噂だ。そんな“怪物”に裁きをくだせるのは――。
この国、大クラインベルクの首都。
小さな要塞都市、小クラインベルクの傍にあると言われる禁忌の森。
そこに住まうと言われている――。
――伝説の“悪魔”。
そんな“悪党だけを狙うという、御伽噺のブギーマン様”くらいなものだろう。
だから今も二人で樹にもたれかかって一休み。
誰も来るはずもない。
そんな森で“割りの良い”暇なアルバイト。
給料さえ払ってもらえるなら文句は無し。
他の真面目な黒服組もここまで見回りには来ない。
後は定時までに連絡をしに戻ればいい。
だから、この場所は絶好のサボり場所となっているのだった。
「今日も、噂の“アレ”やってんのかねぇ」
いつもの癖で再度、煙草に手をかけ始めていたアルベルトの手をブルーノが手で制する。
「煙草は匂いでバレるからやめとけって」
「おっと失敬」
悪戯を止められた少年のような邪気の無い笑みを浮かべながらアルベルトが「お前も吸うか?」と煙草を差し出す。
ブルーノが「だからやめろって」と返す。
三時間も前から繰り返されるお決まりの茶番だった。
「ま、噂がもし本当なら、そうなんだろうねぇ」
噂とは、当然ヴェルゼロートの儀式のことである。
満月の夜に、クラインベルクの隅々から処女を集め、殺し、蹂躙し、その肉を喰らい、生き血を啜る。
どこからともなく、噂は漏れていた。
もちろん、誰もそれを本気になどしてはいない。
確かにこの国でも毎年行方不明者などいくらでも出てはいるだろうが、そんな事をしていたらいくら闇の重鎮であれど、どこかしらでミスをして捕まえられてしまうだろう、そう考えるからだ。
もっとも、闇の重鎮であるからこそ、その秘密は保たれ、事実なのかもしれない。そう考えられる一面もある。
ゆえに、まるで都市伝説を無邪気に楽しむ子供のような感覚で、アルベルトとブルーノはその噂を、事実とも、ただの噂とも思いながら、妄想の中に楽しんでいるのであった。
「もったいねぇよなぁ」
「本当だよなぁ」
二人はぼやく。
「殺っちまう前にせめて“味見”くらいさせてほしいもんだよなぁ」
「馬ぁ鹿……“味見”しちまったら生贄の意味がなくなるだろうが」
「それもそうか……」
噂では、処女を生贄にささげ、不老不死の呪いを自らにかけようとしているのだとか。
「それで不死身の体が手に入るってんなら、世話ねぇよなぁ」
古来より、栄華を極めた者の末路など決まっている。
その生の果てにある
ゆえに、それは都市伝説と唾棄されるはずの噂に信憑性を持たせていた。
寿命を恐れた“地位持つ老人”が、おまじないのために処女を殺し、喰らっている。
実際、ここにはまるで“何かがある”と逆に声高に宣言してまわっているかのように、無数の黒服姿の男たちが配置されているのだ。
たかが“万が一”のために、これほどの大勢の護衛を用意する。
狡猾で切れ者と言えば聞こえは良いものの、もはやそれも過去の話。
今ではただの、死を恐れるだけの哀れな老人に過ぎなかった。
だが当然“その事実”を彼らが知ることは無い。
「本当にいるのかねぇ。グランドボス」
「さぁねぇ」
「だよなぁ」
『がっはっはっは』
二人は笑いあう。
くだらない談笑にも飽きた頃、アルベルトは溜息を一つついて空を見上げた。
もう何度目だろうか。暇つぶしに空を見上げるのは。
アルベルトの目に、煌々と照らしつける怪しい赤に輝く満月と、遠くから忍び来る灰色の雲の群れが映る。
時折チカチカと光が瞬く。来るのは雷雨のようだ。
近く、一雨きそうな雰囲気だった。
雷鳴が鳴り響き、どこかで雷が落ちた事を示す。
目を閉じ、退屈さに、故郷を懐かしむ。
「この仕事が終わったら……一度実家に帰ってみるかなぁ」
汚れ仕事をやっているなんて、親に言えるはずもない。
だが、アルベルトは両親への仕送りだけは欠かした事は無かった。
「母ちゃん、元気にしてるかなぁ」
目を開くと、木々の枝の間からは相変わらず綺麗な星々と、満月が見えた――。
――はずだった。
ガサリと、樹の上が揺れる。
「ん?」
木の葉の擦れる音だった。
見上げたアルベルトの視界に映ったのは二つの満月――いや、違う。
赤い満月は別に輝いている。
それじゃあ、星?
違う。だってそれは――。
森の枝の、暗い木々の中、枝葉の間、暗い闇の中に実っていたからだ。
――赤く、血の赤よりも濃い紅に輝く瞳。
まるで、言い伝えの中にある“伝説の悪魔”が実在するのであれば、こんな感じの瞳をしているかもしれない。
そんな不気味な――。
「おい……っ」
――男は見てしまったのだ。
「あれ……なんだよ……っ」
樹の枝という異常な場所に存在している……黒い人影?
それは小柄な人間サイズの何か。
――それが今、俺の真上……目と鼻の先にいる?
漆黒のマントをローブのように羽織り、フードのように目深に被ったその衣により顔はわからない。
だが、その怪しい紅に光る瞳と、わずかに見えた、口元が……それが人間の形をしている事を示していた。
……樹の上に、人?
赤く、眼が光る……?
あんな場所に? いつの間に……?
その吐き出される呼気からアルベルトは、歴戦のマフィアや快楽殺人鬼、裏の掃除屋だけが漂わせる、落としても落としきれない体に染みついた血の匂い、死を身近にするがゆえに消える事のない、死の匂いのような、不気味な何かを感じ取った。
「うわぁぁぁぁ!!」
ブルーノが見上げる暇も無く、アルベルトは直観的に発砲していた。
その異常に本能が、眼前に迫る死を予感したからだ。
こうして、戦いの狼煙は上げられた。
インターホンの機能は、無事、遂げられたのだ。
追憶のレヴァリエ ~Requiem for Noble blood~ 金国佐門 @kokuren666
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