第5話 ダンジョン攻略失敗!?
二階層を突破した俺たちは三階層へと向かっていた。
《キィィィィインン!!!!!!!!!!》
「う、うるせぇぇ!」
「ま、まさか
ダンジョンの移動と口にしたイルミスだが俺はイマイチ理解していなかった。
「はやく三階層に降りなきゃ、ボコボコにされるわよ!」
(おいおい、まじか!)
全速力で走ろうとした瞬間、体が倒れていった。
「えっ?う、動か…ない……よ」
おそらく二階層でぶっ放した技のダメージが残っているのだ。
「うそでじょ!?どうしよ!? そうだ!」
イルミスは俺の前で構えた。
「ちょっ!イルミスさん!?何を…?」
「決まってるでしょ!
(ヤバい殺される…)
そう思った、しかし…
「
次第に俺は氷の上を滑っていた。
「ヒャッホー!!楽すぃぃぃ!!」
俺たちは三階層へと進んだのだ。
~グランドダンジョン三階層~
三階層に到着した俺たちは今、危機的な状況に陥っていた。
「お前、誰だ!」
「俺の名前はソード・タイタン、最強スキルの所有者だ!
「な、何ぃ!!」
最強スキルの所有者が他にもいたことに俺たちは唖然としていた。
「まって!あなたが本当に最強スキルの所有者ならそれを証明してみせなさいよ!」
「別にいいけど、お嬢ちゃん後悔しないかい?」
「しないわよ!」
この時、俺は嫌な予感がした。
「じゃあ、遠慮なく…」
「……【
タイタンはまるで遊び感覚でスキルを扱っていた。
「
ダンジョンが急に暗闇になり、すべてが閉ざされてしまった。
「ちっ!何も見えねぇ!」
「
タイタンが技名を口にした瞬間、空間全体が動き、暗闇が消えた時には、家にいた。
「ど、どうなってんだ?」
「なんで、カルマの家にいるの?」
俺たちは察した、おそらくタイタンのスキルは暗黒を使った空間移動が使えるのだ。
「あいつは、多分これから厄介な存在になりかねないな」
(ソード・タイタン…どこかで聞いたことのある名前だったな…)
グランドダンジョン三階層で追放された俺はもう一度、グランドダンジョンへと挑むことにした。
最強スキルと俺の地獄のダンジョン攻略物語 @kairisama
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