概要
過去改変もなし!?超純粋な無限ループものSF
本稿には『始まりの章と終わりの章が同一の文章で、物語が全く同じ内容で無限にループする』という拘束をいれました。
SFにおけるリープ、取分けタイムリープはバタフライ効果が生じて、主体が並行世界で過去を変えるものが多いというのが私の認識です。そこで、私はバタフライ効果が生じないタイムリープを書こうと思い本稿に着地しました。また、リープがビジュアルとして断続的にならぬよう、白く四角い物体から黒丸の物体が出現する絵を各章にいれてみました。
バタフライ効果が生じないタイムリープの要点は、リープ後に並行世界が生じないよう主体の記憶が引き継がれないことをどう説明するかです。そこで、本稿では理論物理学におけるブラックホールの論点に、神経科学系の時間認識器官という架空の設定を強引に紐づけました。因みに、本
SFにおけるリープ、取分けタイムリープはバタフライ効果が生じて、主体が並行世界で過去を変えるものが多いというのが私の認識です。そこで、私はバタフライ効果が生じないタイムリープを書こうと思い本稿に着地しました。また、リープがビジュアルとして断続的にならぬよう、白く四角い物体から黒丸の物体が出現する絵を各章にいれてみました。
バタフライ効果が生じないタイムリープの要点は、リープ後に並行世界が生じないよう主体の記憶が引き継がれないことをどう説明するかです。そこで、本稿では理論物理学におけるブラックホールの論点に、神経科学系の時間認識器官という架空の設定を強引に紐づけました。因みに、本