概要
今僕らが見ている世界は現実なのだろうか。夢なのだろうか。
今回の作品では、時間にトリックを入れてみようと思いました。具体的には、夢と現実世界の時差を利用することで、冒頭に掲示した時間が物語を読み進めることで明らかになるという形にしてみました。
夢と現実の時間の差異については、夢を見ているときの脳波の高低とそれに伴う脳の情報処理速度に関係します。そこで、今回は脳波の高低を「夢空間の強度」という概念で置換し、その空間に対する情報速度によって現実との時間に時差が生まれるという設定をおきました。
本稿では、1層目夢の時間(1:00~13:00の12時間)の速度が、現実の時間(1日)の速度の1/2という単純な設定で物語を進めました。
なお、本稿はゲンロンSF創作講座第3期第7回「経過時間を設定してください」で提出した梗概になります。
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夢と現実の時間の差異については、夢を見ているときの脳波の高低とそれに伴う脳の情報処理速度に関係します。そこで、今回は脳波の高低を「夢空間の強度」という概念で置換し、その空間に対する情報速度によって現実との時間に時差が生まれるという設定をおきました。
本稿では、1層目夢の時間(1:00~13:00の12時間)の速度が、現実の時間(1日)の速度の1/2という単純な設定で物語を進めました。
なお、本稿はゲンロンSF創作講座第3期第7回「経過時間を設定してください」で提出した梗概になります。
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