バレンタイン 企画作品
ちーよー
第1話 バレンタイン 企画作品
くそ こんな年になってもチョコレートが貰えるのか朝起きてから
仕事が終わった今までずっと気になってるんだが
冷静で何か考える時は低い声でう~ん
唸っているので、同僚女性からは発する音とクール過ぎて冷蔵庫みたい
と言われた俺は何処にいった?
会社で同僚から義理で貰ったが、あれだろ?
どうせ、ホワイトデーには3倍返しな上に
1円単位で贔屓しないように同じの買った方が良いんだろ?
面倒くせーな。そんな義理ならこちとら
べ 別に欲しく何かないんだからね……
おっと、無駄にツンデレになってしまったが
ホント仕事すら手に付かねーよ!
なんつっても4年目で初めて貰えるかも知れない位には進展というか成長はあったしな俺たち。
よし、今年は絶対に貰える! 大丈夫だ俺。貰った時の反応を考えよう。
おぉ。そっか!今日はバレンタインかー? これはちょっとわざとらしいな。
あん。また、こんなお菓子会社の戦略にはまりやがって…… だーー。さすがに、これは素直じゃないだろ!
お前の望みは何だ? これを俺に上げる事で何を狙っている? これも相手が悪役の匂いしかしねーな。
ほぉ。これは、カカオの種子を発酵・焙煎したカカオマスを主原料とし、これに砂糖、ココアバター、粉乳などを混ぜて練り固めた食品ですね。 これはウィキ先生だろ!
はっ。もう着いてしまった!
「ただいまー」
「パパーー おかえりなちゃい」
このトコトコ掛けよって、足元に抱き付いてくる姿、マジ天使やん。
「ハイ、ちょこれいと。セイラがね。ちゅくったんだよ。 パパにあげるのー」
キタコレーーーーーー
バレンタイン 企画作品 ちーよー @bianconero
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます