前のエピソード――第106話　書籍化の件を角川の担当の方に相談したら『俺はまだ本気出してないだけ』の大黒シズオの気分になった

これまで書いたように速筆は全てを救うと私は考えているので、既読さんのエッセイはとてもおもしろかったし、納得できるものでした。

働きながら20日で10万字書いてみて分かったこと

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888476918

やはり書かなければなにも始まらない。完成させなければ始まらない。そのためには速く書いた方がいい。

ご自身の体験を書いてらっしゃるので、仕事をしながら小説を書いている方には共感できる箇所も多いような気がします。

私自身は以前書いたように一般的に日本で成人男性に求められているもの（家庭、持ち家、子供）を放棄して好きなことを仕事にしてきた人なので、仕事以外に趣味を持つという感覚がありません。映画を観たり、落語を聞いたりはしますけど、自分でなにかを作るといった能動的に関わることはしないです。そこまでするなら仕事にしちゃうんですよね。

第97話　相談1号　すぐにできる対策と、全てを手にすることは難易度高いという身も蓋もない話

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888031782/episodes/1177354054888392227

でも今は兼業作家の方の方が多いし、これからもっとそうなってゆくでしょう。そのことを考えると、このエッセイは多くの方の共感を呼ぶんじゃないかと思った次第です。