終わりに
まあ、こんな感じで4ヶ条は終わりになります。
もう一度言いますが、これはあくまでも素人が書いた改行の仕方です。
私個人としてはこれが良いと思ってますし、実際に自分の小説にも適用してます。
というかもう自分はこれが基本になったので、ネットで何か長文を書く時はいつもこんな感じになります。
最後に感想を書こうとしても、正直書くものがあまりない…。
なので最後はちょっとした、とりとめのない話を少し。
これを読んでるということは皆さんは何かを書いてらっしゃると思います。
皆さんはなぜ小説を書き始めたのでしょうか?
そのきっかけは何だったのかが少し気になります。
自分のきっかけは結構単純です。
要は、面白い話を読んでも100%満足出来なかったのが原因です。
その満足出来ないところを誰も埋めてくれないのなら、私が直接埋めてやる!
という、まあ子供じみた発想になります。
要は、私が小説を書く理由は凄く自分勝手なものなのです。
それでなのか、自分が今、小説を書く目的も子供じみた目的になります。
売れる物語を書く?
流行る物語を書く?
どちらも素敵なことです。
でも、どうしても自分は、ただ軽い物語は書けなかった。
今書いている小説だって、最初はああいう物語ではありませんでした。
《タイトルを長めにして、読み手の興味を引くようなものが良いらしい》
《かわいいロリキャラが最初から出てくるだけでも受けるらしい》
《軽く読めるライトな物語が最近の流行りらしい》
何の考えもなく、とにかく入れてみました。
書こうと思ったら全然書けない。
何一つ文字が前に進まず、私自身が書くのを苦痛と思うようになってました。
結局全部なかったことにしました。
5万字くらい書いたのも全部お蔵入りにして、設定だけ持ってきて最初から書き直しました。
今書いている小説のヒロインが《声だけ》幼いと描写されてるのはその辺りの名残だったりします。
私は今、何でこれを書くのか。
結局最初から決まっていたことでした。
私が読みたい物語を書く。
最初から自分の原風景はこれだけでした。
他の人なんてわからない。
他人の心なんてわかるはずもない。
流行りとか、今までもそんなに気にしてない。
今更そんなの気にしても、それが私を変えることは出来ない。
なら、自分らしく書こう。
私が面白いと思う、読みたい小説を書こう。
自分自身すら納得できないものを、他人に読ませるな。
そして、その物語で何を伝えたいのかを考えよう。
悩みに悩んだ上、出た結論はこれでした。
初志貫徹という言葉があります。
自分はこの言葉が好きです。
最初の気持ちというのは忘却しやすい、大事なものです。
皆さんの原風景はどこですか?
偽りのない自分の心で答えを探してみてください。
私の話は以上になります。
《Web小説の改行4ヶ条》とかかっこよく書いた癖に結局自分語りで終わらせるところはなんと自分らしい。
そう苦笑している自分は、そろそろ退場したいと思います。
このどうでもいい文字餓鬼の文字が、皆さんの役に立つことを祈ります。
Web小説の改行4ヶ条(自己流) 琴張 海 @pocoman
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