経験と絆が織りなす歴史の重み、せいたくな濃密さ

浮ついたところの無い確かな筆致と作者の豊富な経験を想起させる描写の数々。まさに行間に情景が詰められている、本格派の物語がここにある。

このレビューの作品

辺境の老騎士