A snow day

作者 ヨネフミ

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★★ Very Good!!

澄み切った心を持った少女が、サンタさんと温かなやりとりをするお話。
繰り返し繰り返し「雪が溶けちゃう」という言葉が出てきて、それだけ彼女にとって雪は大切なものなのだろうということが分かります。
文体はポエムのようでいて、情景もしっかり浮かぶので、美しいなと思いました。

★★★ Excellent!!!

サンタさんって、なんというのでしょうか。どことなく常人離れしているというか、浮世離れしているイメージが強かったのですが、このサンタさんは人間くさい。もっと言えば知り合いのおじさんのよう。
そんな固定観念を優しく覆すような体験を、この小説でぜひ味わってください。