単なる友だちでも「エス」でもない、それぞれの道を、しかし並んで歩いていく二人の、名前のない関係が良いです。
この時代の作品には女学生がよく登場しますが、メカニックな女学生が登場するのは斬新です。千代が受信したラジオがやがて関東大震災やナチスの台頭を予兆したものが登場します。個人的に残念だなと思った部分…続きを読む
作者は歴史・伝奇ジャンルで投稿しているが、SFの要素も含んでいる。しかも、最も料理の難しい(と私は思うけど)時間旅行のテーマに取り組んでいる。しかも美味い、いや巧い。伝奇物が似合う時代は大正時代…続きを読む
丁寧な描写で大正時代の空気感が伝わってきて、引き込まれました。2人のその後の話が気になります!
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