第5話 ここが1番だぜ
ボコボコにされてたはずだよな。
俺らはタバコ屋の前にいた。キョロキョロ辺りを見渡すと何も変わっちゃいない。
「お前ら!いつまで店の前にいるんだ」と昼寝から起きてきた親父がホウキを持って出て来やがった。
「うっせーな、ハゲ親父!こいつ1個もらってくぜ」とゲハゲハ笑いながらガムを取り百円玉をちゃりーんと賽銭箱に投げるように店の中へ投げてやった。親父は「こんのやろー」と言うと店の中に入って行った。
親父いつもありがとよ、てめえの店の前でたまっててよ。
俺らはモンキーバイクで蛇行運転しながら川原の道を走って行く。
気持ちいいぜ!あんな分かりにくい時代の野郎どもとは訳が違うんだ。裏も表もない頭ピーマンだけどな、可愛いもんじゃねえか!何か文句あんのか?愛すべき奴らと言ってくれや!
将来の日本男子さんよ!
*この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません
目標ゼロPV達成!開けてはいけない物語 あおい 空 @sora117
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