残り香を抱いてる


またね。と言った君の声が

まだ耳から離れなくて

私はずっとココで待ちぼうけ



隣にいるよと言ってくれた

君の体温は今でも私の肩に

あたたかく寄り添っている



忘れられない煙草と珈琲の

残り香を私は抱いて眠る



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

眠れぬ夜に 千慧 @chie_y

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ