何もないところから見出だせるもの

与えられた役が上手く演じられない主人公。
それまでは、何なくこなせていたのだろうものが壁にぶち当たったことで、監督から言い渡された「キミカ」を探すための1ヶ月の休暇。
「当たり前にあったもの」を取り払い、「何もない」状況に置かれたことで、今まで見えていたもの以上のものが見えてくる事で得るものは多々ある。

「視野を広げる」と言う事はそう言う事なんだと、一度初心に返り自分を見つめ直すことで新たに得るものがあるとはこう言う事なんだと、非常にためになる物語。

他薦によって、この作品に巡り会えた事に感謝します。

一度今ある物を取り払い、一から出直してもう一度自分を見つめ直したいと思います。

夢を見る事に前向きになれる、そんな作品です。